8月3日の花野ゼミ（音楽文化プログラム）では、ゲスト講師をお招きし、90分間のご講演と質疑応答を行いました。

講師は映像ディレクターの児玉公広さんです。児玉さんは現在フリーランスで映画監督やドキュメンタリーおよび地元アイドル（九州女子翼）のMV作成、またRKB毎日放送のディレクターとしてご活躍です。

ご自身が脚本および映画監督をされた映画では国際映画祭における優秀作品賞などを受賞されています。同時にアイドルにも造詣が深く、地元アイドルのMV作成なども精力的に行われています。

ご講演では「福岡のアイドルとMV製作の実際」 というタイトルで、メジャーアイドルと非メジャーアイドルとの比較から、両者のMVの作成方法、また非メジャーアイドルと芸能事務所とレコード会社の関係などをお話しいただきました。

「あえて福岡に留まり、ここでしか発信できない映像作品を作成する」という確固たるご姿勢が伺えました。そのためにフリーランスとしてご活動を続ける児玉さんの熱がこもったお話に、ゼミ生たちも感銘を受けると同時にかなりのやる気をもらっていました。質疑応答も活発に行われ、ご講演終了後に募ったゼミ生による感想もいつになく熱いものを感じさせられました。

児玉さん、どうもありがとうございました。