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【授業風景】*文化観察演習*

「文化観察演習」の授業で『鬼滅の刃』に縁の神社として近年有名になっている、太宰府市内山に位置する宝満宮竈門神社に行ってきました。大学から少し足をのばして、学生たちとちょっとだけの「聖地巡礼」です。

この神社は、天武天皇2年(673)、心蓮上人が修行中に玉依姫命の出現にあい、これを祀った事を創建とします。古くは東北の鬼門を抑える大宰府鎮護の神とされ、近年では縁結びの神として知られています。

作者の吾峠呼世晴氏は公式の見解を示してはいませんが、2019年冬以降、多くのファンが訪れ、人気のキャラクターとメッセージが描かれた絵馬が多数奉納されています。神社名だけでなく、鬼門の守護という性格、修験者の市松模様の装束と主人公・竈門炭治郎の着衣、入峰の際に法具や経文を入れて背負う笈と眠る妹・禰豆子を入れて担ぐ木箱との類似性、主祭神である玉依姫命と登場人物の一人・珠世の名前がかけられて解釈されています。

新型コロナ禍でなかなか行くことが出来ず、久々に学生と上がってみたのですが、新たな参拝者が訪れている姿が印象的でした。

染まりかかった紅葉も綺麗でした。季節の移ろいを感じます。

 

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