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2021年・仁川大学主催・オンライン韓国文化体験

本学と国際交流協定校である韓国仁川大学主催の2021年オンライン韓国文化体験プログラムが終了しました。2021年8月9日(月)~8月27日(金)の3週間の研修期間、筑女の参加者数16名の内、12名がアジア文化学科学生でした(4年生1名、3年生2名、2年生5名、1年生:4名)。仁川大学プログラムの参加学生アンケート(筑女学生以外も含む)まとめによると、オンラインではありましたが学生の満足度がかなり高いです。とても貴重な体験となったようです。ここで、研修に参加した豊嶋さんの感想文をご紹介します。

今回の語学研修は私にとって新たな挑戦でした。私は高校生の頃から独学で韓国語を学んできました。しかし、実際に韓国の方と会話をする機会は少なく、今回の仁川大学オンライン夏期研修を通し、今までの自分自身の韓国語の実力を試し、さらに語彙力や会話力を深めたいと思い参加しました。

授業内容は、韓国語授業・ライブ見学ツアー・特別講義といったものでした。韓国語授業では、韓国人の先生からの韓国語のみでの説明でした。初めは先生の話すスピードについていくことがやっとで内容を聞き逃してしまうことがありましたが、日々の授業を重ねていくうちに話すスピードにも慣れ、内容も理解できるようになりました。授業外でも、先生とのLINEでのやり取りで個人的に分からなかった部分を質問し、毎回の授業での復習を徹底的に行うことができました。特別講義では、オリンピックや日韓の関係性について学びました。特に、日韓の関係性については現在でも問題として取り上げられているため、お互いの国での価値観の違いを日韓の学生同士意見を交換し合い、今後どのようにすれば日韓の関係は良好になるのかをより一層考えさせられた授業でした。

ライブ見学ツアーでは、それぞれのグループに分かれ、韓国学生に校内ツアーや有名な観光地に案内してもらいました。私のバディの方は日本語が非常に流暢であったため、言葉が通じず困るような場面はありませんでした。日本学生の中にも流暢に韓国語を話せる方がいて、そんな姿をみて、私もこんな風に他国の言語を流暢に話せるようになりたいと良い刺激を受けました。今回の研修に参加したことで、韓国人の先生との会話や韓国学生との会話を通してよりリアルな韓国語を学ぶことができました。また、授業内で質問されることが多いことから常に緊張感を持って取り組むことができ、集中力や積極性も身についたと感じます。

これまで韓国の方と実際に実力で会話する機会が少なかったことからきちんと会話が成り立つのかという不安があったのですが、この短期間の間で授業や現地の方との会話を通し、私自身大きく成長することができ、本当に参加して良かったと感じています。親切に対応してくださった仁川大学の方々には本当に感謝しています。オンライン研修のため、実際に会うことができなかったことは非常に残念でした。はやくコロナが終息し、実際に韓国で交流することができるようになって欲しいと願うばかりです。

最後に私は、大学在学中にTOPIK6級に合格することを目標としているので、必ず実現することができるよう今後とも韓国語の勉強により一層精進していきたいと思います。(アジア文化学科 豊嶋 優奈 記)