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授業紹介シリーズ⑧【体育I】

体育というと、高校までで取り組んできた体育が思い浮かぶと思います。

幼保コースの体育Ⅰはそういった自分を鍛えるための運動の時間ではありません。
保育士・幼稚園教諭として必要な運動の理論を学びながら、運動実践をしています。

内容を端的に述べますと、「体育指導法」の基礎になります。

具体的には、子どもたちの発育・発達を運動を通じて安全に支援できるように、マット・跳び箱・鉄棒などの援助・補助法などを学んでいます。
授業の中では、補助するのはお互い学生なので重くて苦労もします。筋力がつきます。

また、楽しい運動遊びや表現運動にも取り組みます。
手遊びや遊び歌から発展させて、どんどん体を動かしていくような遊びも経験しています。
縄やボールを使った遊びも行います。

子どもは保育士・教諭をまねて、自分の体を動かします。
子どものモデルになれるよう、1つ1つの動きを正しく行い、洗練させることにも注意を払っています。

引き続き体育Ⅱ(選択)では、模擬保育をどんどん行います。
お互いに保育役、子ども役・評価者役などに分かれて、進めていきます。
より多くの情報の習得と、指導力の向上を目指していきます。

子どもたちがもっとやりたいと思える、楽しく体を使って遊べるような理論・技術を持った保育・教育者を目指して頑張ります。