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サマーキャンプ2019

サマーキャンプ2019の報告

 2019年7月20日(土)と21日(日)の2日間、「韓国語・中国語」に触れ、「言葉」を交わす大切さに気付く2日間と題するSummer Camp 2019が開催されました。

台風も近づく梅雨末期の豪雨予想で開催自体が危ぶまれましたが、開催時間を30分繰り下げることでなんとか実施することができました。

 開会式、オリエンテーションが終了し、プログラム①「ようこそ『令和』ゆかりの地 太宰府へ~福岡の魅力って何?」では、アジア文化学科の竹熊真波先生より「インバウンド」をキーワードに福岡や太宰府に来る外国人観光客の特徴や彼らの満足度、観光地としての福岡・太宰府の魅力などについて時にクイズを交えながら解説していただきました。

 プログラム②は「韓国語にチャレンジ!」 アジア文化学科の羅義圭(ラ・ウィギュ)先生よりK-POPを紹介しながらのレッスンがありました。高校生のほとんどははじめてハングルにふれましたが、1時間ほどで自己紹介ができるまでになりました。

 昼食後はプログラム③「中国語にチャレンジ!」です。こちらもアジア文化学科の石其琳(セキ・キリン)先生のミニ講義を受け、先輩方に教えてもらいながら発音やイントネーションが難しい中国語での自己紹介にチャレンジしました。

 プログラム③は「リアルアジア」を体験しよう!で、中国・台湾・韓国に留学していたアジア文化学科の先輩方の留学体験について、まさに「リアル」に話していただきました。

 また、その際、今年の10月6日に開催される「韓国語スピーチコンテスト」高校生部門についてアジア文化学科の裵海善(ペ・ヘソン)先生より説明がありました。

 その後、明日予定されているプログラム⑥「太宰府天満宮参道でのフィールドワーク」に向けて、どのようなことをインタビューするのかの話合い活動が行われました。

 夕食後宿舎に移動し、夜はプログラム⑤「みんなでアジアについて考えよう!」と題するチーム対抗クイズ大会にチャレンジし、楽しくアジアや日本の言語・文化・社会の特徴を学びました

 2日目は残念ながら災害レベルの豪雨に見舞われ、宿舎や大学は問題ありませんでしたが、予定のフィールドワークを中止せざるを得なくなりました。

そこで、急遽予定を変更し、筑紫女学園大学の中等教職課程において「教職劇」を担当されている竹熊真波先生よりご指導いただき、「韓国語・中国語を交えての寸劇発表会」を実施することになりました。みんな初めは戸惑っている様子でしたが、各班様々なアイデアが飛び出して、徐々にエンジンが掛かり、台詞の暗唱だけでなく、小道具作成(最初の画像は高校生が作成したアイドルを応援する団扇です)やダンスの練習など、プレゼンテーションの直前まで準備を続けました。

 午後からの本番はお迎えに来られた保護者の方も交えて緊張した様ですが、高校生の皆さんは覚え立ての韓国語や中国語を用いて大学生と協力し合って楽しく堂々と寸劇を披露することができました。

 

 残念ながら天候悪化のため太宰府天満宮参道でのフィールドワークができませんでしたが、全員怪我もなくプログラムを終了することができ教職員一同安堵しています。参加した皆さんにとっても学びの多い楽しい思い出になっていれば幸いです。高校1年、2年の皆さんは機会があれば来年も参加し、次回こそフィールドワークにチャレンジしてください!皆さんと再びお目にかかれますことを楽しみにしております。

ありがとうございました。