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アジアの学び~在学生インタビュー

在学生インタビュー2019 留学生編

 今年も3月15日(金)に4年生が巣立っていきます。この学年は、韓国を中心に交流協定校が増えたこともあり、これまで以上に多くの学生が中国、台湾、韓国へと留学し、厳しくも充実した学生生活を終え巣立っていこうとしています。一方、海外から本学で学び卒業していく留学生の方もいます。写真の周冬妮さんもその一人です。周さんは勉強にも国際交流活動にも大変熱心に取り組んでくれました。卒業式では、なんとアジア文化学科の首席学生として学位記授与の栄誉を受けることになりました。異国の地で努力された成果だと思います。おめでとうございます!

 今回、周さんに4年間どのような学びをしたのかなどについてお話を伺いました。


 

1 アジア文化学科で学んだことで身についたものは?

  私は、中国から留学してきましたが、中国と日本だけではなく、アジアの多様な文化・歴史を知ることができたと思います。

2 日本での留学生活はいかがでしたか?

  日本に来て最初の3ヶ月は全く日本語が通じずつらかったです。大学に入学し、いろいろなことを勉強するにつれて本当に「留学」していると実感できました。大学の授業では、韓国のチヂミを作って食べたり、映画を鑑賞したり、体験的な授業が特に楽しかったです。ただ、インドネシアの楽器ガムランだけはやってもやっても上手に演奏できませんでした。授業以外では毎年、サマーキャンプに参加させていただいて、日本の高校生と交流できたことも良い思い出となりました。アルバイトも経験しましたが、そこでもたくさんのことを学ぶことができました。最初にバイトした懐石料理の店では年配のお客様が多く、日本の伝統的な作法などをたくさん教えていただきました。また、今のバイトは全国チェーンのお店なので、日本式の経営方法についても実体験として知ることができました。

3 卒業後の進路は?

  福岡にある旅行会社に就職します。本当は、両親の希望もあり、中国に帰国して就職しようと考えていました。けれども、卒業式の2週間ほど前にお話をいただき、帰国するかどうか悩みましたが、日本での仕事の経験もしてみたいと思い、もうしばらく日本にいることを決心しました。

4 後輩へのメッセージをお願いします

  結果がすぐに見えなくても努力を続けて諦めないことが大事です。

 周さんの卒業後のますますのご活躍を祈念します!