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喜界島で開催された「サンゴの島の暮らし発見プロジェクト」に参加しました

12月8日、9日に喜界島で開催された「サンゴの島の暮らし発見プロジェクト」に現代社会学科の1年生3名が参加しました。

このプロジェクトは、環境省が定めたサンゴ礁生態系保全行動計画2016-2020の4つのモデル事業の内の1つとして鹿児島県喜界町で進められているもので、喜界島の4つの集落の地域コミュニティが守り、受け継いできたサンゴ礁文化に関わる資源の掘り起こしとマップ化を行い、その保全・継承方策を検討していこうというものです。

2017年よりスタートした事業は、環境省、喜界町、喜界島サンゴ礁科学研究所、WWFジャパンが協力して進めており、本学園の現代社会学科環境共生社会コースの上村もアドバイザーとして参画しています。

今回は、早町地区、荒木集落、志戸桶集落、上嘉鉄集落の4つの地区の住民の皆さんとのワークショップで洗い出した資源を実際に回りながら地図を作成しようというものです。

本学の学生は、まちづくりワークショップの現場を体感するとともに、「よそ者」の視点から見た喜界島の魅力を提案するために参加させていただきました。
初めての奄美群島、初めての喜界島、地域の皆さんとの集落散策に戸惑いながらの参加でしたが、それぞれに得難い体験となったようです。

今後は、地域の皆さんの進める資源の保全、活用のお手伝いができるよう、喜界島や地域づくりについてさらに深く学び、関わっていければと考えています。