高校までの「体育」の授業のイメージは、自分自身の身体のために取む、というものでしょう。

しかし、幼保コースの「体育Ⅰ・Ⅱ」という教科は、その体育の授業とは違います。
それは、乳幼児にどのような運動支援ができるかの学習と実践です。

具体的には、乳幼児の発育発達に合わせて、自然に運動をよりダイナミックに導いていけるような教材
（歩く・走る・体操・リズム表現遊び・マット・とびばこ・鉄棒・フープ・ボール運動など）を運動学的に理解していきます。
そして、これらの教材をどのように乳幼児に支援できるか、「言葉がけ」、「環境構成」の工夫と「運動支援・補助法」などを学びます。
授業では、先生役と、子ども役に分かれてその実際を経験してみます。

人間の進化の過程からも運動を理解してきますので、大変わかりやすい授業となっています。

運動遊びの大好きな保育士・教諭を目指し、楽しんで取り組んでいるようです。