インターンシップ受け入れにご協力いただいている出版社「書肆侃侃房（しょしかんかんぼう）」様（福岡市中央区天神）を訪問しました。

学生は初日に出版社の仕事についてお話を伺い、その後、本にカバーや帯を巻いたり封筒のラベル貼りや発送、返品といった一連の業務を通じて出版の仕事を学びました。このほか、校正作業も体験させていただいたそうです。

 

学生の感想を紹介します。

「実際にゲラを見て校正をやってみましたが、ルビを振ったほうがいいか等の細かい部分の判断は難しいと感じました。重要な作業で、集中力が必要だと思いました」

「打ち合わせでのカバー決めのようすを少しだけのぞくことができ、貴重な経験でした」

「発送先によって本の送り方が違っていて、特に厳しいところは本を紙に包んだ状態にしなければ受け取ってもらえないことを知りました」

今回、環境共生社会コースの学生が参加していましたが、廃棄される本を目にし、問題意識が刺激される機会になったようです。

当日は、お昼の休憩時間の少し前に伺い、ランチをご一緒させていただき、出版業界や本の話をしました。ブックカフェ『Readcafe』（福岡市中央区薬院）に次いで、近々、新しいカフェが天神にできるそうです。読書会や著者トークなどのイベントが開催される場になるそうで、オープンが待ち遠しいですね。

このたびは、学生にとって貴重な学びの場を与えていただき、ありがとうございました。