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CJ サマーキャンプ2018「築150年の町屋の活用法を考える」を開催しました

毎年恒例となったCJ サマーキャンプ 今年の現代社会学科のプログラムは「築150年の町屋の活用法を考える」をテーマに、太宰府天満宮門前町の小鳥居小路にある杉村家住宅を対象として、「まちづくり」の視点からの提案を行いました。

「まち」は長い歴史の中で、多く人々が関わり形作られてきました。単なる思いつきや一過性の消費型の利用形態では、良好な街を形成することはできないでしょう。ましては、築150年の町屋のとなると公共的な財産としての価値も有するものになります。

今回のプログラムでは、町屋に関わる多様な立場の方々から小鳥居小路への思いを語ってもらうことで、まちに関わる多様なステークホルダーの意見を聞いた後で、グループワークで提案を取りまとめました。

参加者は、歴史的建築物や町並み保全の大切さを理解するとともに、多様な意見を取りまとめることの難しさを感じたようです。

筑紫女学園大学現代社会学科では、地域の個性を生かしたまちづくりを実践するための地域分析や地域デザイン手法、合意形成のためのワークショップなどを演習を通じて学ぶ講座を準備しています。

※CJ サマーキャンプとは、高校生が本学学生とともに「大学での学び」の一端を体感すると同時に、「社会の現場」も合わせて体感することで、自らの進路や夢の実現に向けた「気付きの場」を創出・提供することを目的としたプログラムです。