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2023年度卒業式、そして初めてのフェアウェルパーティーを行ないました!

コロナ禍を乗り越え、きょうここに。みなさん、卒業おめでとう!! (2023年3月15日)

 日本語・日本文学科 卒業生のみなさんへ


 うららかなよいお天気で、日差しも心地よく、まさに卒業式日和となりました。

 きょうが小学校以来の学校生活の、いよいよ最後の日という人がほとんでしょう。学校生活最終日という意味でも、きょうはみなさんにとって特別な日です。

 みなさんは、日本語・日本文学科、日文の学生です。日本語学、文学、文化を学んで4年間を過ごしました。卒業論文も書いた今、文章が書けないとか、絵がない本は読めないなどと思う人はいないでしょう。自信に溢れているわけではないけれども、文章を読み、書き、考えをまとめることにさほど不安はなく、何とかやれると思っているはずです。それがみなさんにとって、日文における4年間の最大の収穫といえるのかもしれません。
 Native language 母語とは、ふと気付くとその言葉で話し考えている、それを母語と言います。私たちは母語とともに一生を過ごします。その母語(留学生の方もいますが)そのものを、言語として、文学、文化として専門的に学んだということ、これはみなさんにとってかけがえのない宝物です。どうぞこれからも、自分の頭でよく考え、それをことばで表現し、人とつながりながら、母語、日本語とともに自分の人生を大切に歩んでいってください。
 みなさんの旅立ちと、その後に続く生涯という旅が、それぞれにとって幸多く、自分らしくあることのできるものであることを心より祈ります。

 

 日本語・日本文学科では、今年度82名の卒業生を送り出すことができました。

 卒業生はそれぞれよく努力をして、以下のようなさまざまな資格を取得しました。

  ◆ 国語教員免許状(中学校一種、高校一種とも) 16名

  ◆ 学校図書館司書教諭資格            6名

  ◆ 日本語教員養成副専攻修了          14名

  ◆ 博物館学芸員資格              23名

 その他、多種多数。

 コロナ禍もいちおう落ち着いた今、日文では「フェアウェルパーティー2023」と銘打って、初めて教員主催の送別会を開きました。
 ジュースで乾杯、サンドイッチなど軽食をつまみながらのアットホームな集まりとなりました。