10月27日午後、4年ぶりに餃子パーティーを実施しました。筑女の餃子パーティーは、中国の食文化を体験する目的で19年前から始まった体験型授業です。コロナの影響で3年間休止していたため、今回で15回目となります。餃子パーティーの参加者は中国語（初級・中級・上級）を履修している約90名の学生、応援に来てくれた十数名の留学生、そして中国出身の5名の教員です。

　はじめに、講師兼総監督を担当する崔先生が餃子に関する中国の文化を説明してくださいました。中国（特に北方地方）では、春節（中国の旧正月）に家族団らんで餃子を作って食べる風習があり、餃子の形は昔の宝物と似ていて縁起が良いそうです。

　その後、崔先生の指導のもと餃子づくりが始まりました。まず学生たちが具の材料（野菜やエビ）を切り、続いて崔先生が具を混ぜ、味付けをしていきます。そして小麦粉の生地から皮を作る工程に入ります。4名の教員がそれぞれの班で手本を見せながら、要領を説明していきます。生地を回しながら、麵棒で均等に伸ばすのはほとんど経験のない学生たちにとって非常に難しい作業だったようですが、練習して上手になった学生もいました。皮ができたら、具をのせて包みます。

　１時間でたくさんの餃子が出来上がりました！みんな頑張りました。ミニサイズもあれば、ジャンボサイズもあります。学生たちはとても餃子づくりをとても楽しんでいました。

　いよいよ餃子をゆでます。沸きだしたら、3回少量の水を足し、中火で10分程度ゆでます。

　最後にみんなで作った餃子を味わいました。本番の味、やっぱり美味しいです！餃子パーティーでは、中国の食文化を体験できただけでなく、留学生や班のメンバーとの交流をすることもできました。本当に素晴らしい企画となりました。来年の餃子パーティーも楽しみです！