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【教職】筑紫野市の指導主事のお話を伺いました

これまでたくさんの授業科目、模擬授業、教職劇、教育実習などに頑張ってきた中等教職の4年生も、あと少しで教員免許を手にするところまで来ました。これまでの学びを振り返る「教職実践演習」で、筑女と包括連携協定を結んでいる筑紫野市から主任指導主事の鬼木恵美先生をお迎えして、「教師の仕事とやりがい」と題してお話をしていただきました。

鬼木先生はもともと中学校の理科の先生で、新任のころは「わかりやすい授業」を心がけていたものの、ある研究授業でフナやトカゲなどの生き物を使った授業をしたところ、「本物との出会いが生徒に意欲を喚起する」と評され、そこから生徒の内なる意欲を掻き立てるような授業作りを心掛けたそうです。ご自分の教師としての成長についてのエピソードを交えながら、授業作りや学級作りなどについて、「今みなさんに伝えたいこと」としてたくさんのことをお話してくださいました。「常に自分の未来を想像して創造していきましょう!」「若い時代にたくさんの失敗を!」「教育の可能性を信じて、たくましく!」など、力強いエールを贈ってくださいました。

お話のあと、学生から生徒の個人差に合わせた指導の仕方や先生の学級作りについてなど、いくつか熱心な質問が出ました。

鬼木先生、今日は教職課程の学びの締めくくりとして貴重なお話をしてくださってありがとうございました。

 

 

*この記事は中等教職4年生がいる学科に共通して掲載しています。