11月27日、英語学科のクリスティ・プロヴェンザーノ先生が、福岡県のALT（外国語指導助手）と日本人英語教員の研修会で、基調講演の１つを担当しました。

プロヴェンザーノ先生は、"Cross-Culture Kids in Japanese Schools: Seeing things from a different point of view”というタイトルで、バイリンガリズム（二言語使用）研究者としての立場から、日本人と日本人でない親の間に生まれた「クロスカルチャー・キッズ(CCKs）」に関わる課題などについて話しました。

CCKsとその子どもたちを育てている家族は、言語、文化、アイデンティティなどさまざまな問題に直面します。プロヴェンザーノ先生は、自分の研究や自らの経験に基づいて、その実態を紹介しました。また、日本が国際化し、外国人居住者が珍しくなくなった昨今、学校が果たすことのできる役割についても語りました。

たくさんのALTや英語教員の方が参加されていました。プロヴェンザーノ先生の講演が今後の教育実践の参考になれば幸いです。