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教科教育法 英語

3年生の授業科目「教科教育法(英語)」では、小学校中学年の「外国語活動」と高学年の「外国語科」の指導内容や指導方法を学んでいます。

今日は、5年生の「できること・できないことを伝え合う」という単元を例にして、子どもが英語の新しい表現に出会い、慣れ、表現を使って友だちとやり取りをする流れを、デジタル教科書を見ながらたどっていきました。

そのあとで、自分のできることやできないことを伝えるために使う「変身絵カード」を作ってみました。

これは、大きな紙に2枚の細い紙を差し込んで作ります。

紙の両端をひっぱると絵が瞬時に変わるという楽しいカードです。

友だちとあいさつしたら、「変身絵カード」の一方の面に描いた自分ができること・できないこと2つを、"I can ~." "I can't ~."などの表現を使って伝えます。

3つめはクイズです。"Guess!"と言って相手に考えてもらいます。

そして、絵カードの両端をひっぱると、瞬時に別の面に変わり、大きな絵があらわれて、3つめを伝えることができます。

"Really?!" "Nice!"など、びっくりした反応の声があちこちで聞こえました。

「コーヒーが飲める」「チーズが食べられない」「ドラムを演奏できる」「バルーンアートができる」などなど、友だちの意外な一面がわかり、さらにお互いの理解が深まった活動でした。

言葉を使って相手と真摯に関わり、温かい関係を築く、外国語活動・外国語科の良さについて、これからも学んでいきましょう。