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授業紹介~アジア文化基礎ゼミナール2023

アジア文化基礎ゼミナール・特別授業を開催しました!

2023年10月16日(月)2限にアジア文化学科1年生の必修科目である「アジア文化基礎ゼミナール」において、ゲストティーチャーを招き特別授業を実施しました。

講師は昨年に引き続き、筑女出身で中国への留学経験を有し、現在福岡県の県会議員としてご活躍中の渡邊美穂先生で、これから大学生活を送る1年生向けに「夢って何だろう?」というテーマでお話をされました。

先生は、まず「本題に入る前に」ということで、「二元代表制」や「議院内閣制」という言葉を知っているか、と質問されましたが、恥ずかしさもあってか手を挙げる学生さんは少ないようでした。そこで、主権者の一人として政治と関わる必要性を話されたあと、グループで「夢」について話し合い、発表しました。

 

 その後、渡邊先生ご自身が県会議員になるまでの波瀾万丈の半生を語られ、最後にまたグループ毎にもう一度「夢」について話し合い、発表しました。

質問コーナーでは、まだまだ少数派の女性議員としての苦労話も飛び出し、はじめは緊張していた1年生も最後は笑顔で講義終了となりました。

 

講義を聴いての感想の一部を以下に紹介します。先生のお話が、これからの4年間、そして卒業後の長い人生への糧となることを祈っています!

●初めて政治家の方のお話を聞いて、私は行動力に驚きました。政治家になってからのさまざまな政策はもちろん、政治家になる前の、東京に行ったり、留学に行ったりなど簡単にできることではないのですごいなと思いました。また、女性の地位の低さも改めてわかりました。選挙にも積極的に参加しようと思います。

●今回の講義を受けて夢について改めて考える機会になりました。まず始めに夢についてグループで考えて、私のグループではあまり意見が出なかったのですが、海外に行きたいと思っている人が数人いました。私も将来は海外に行ったり、空港で働いたりしたいと思っていました。次に中国に行った時の話を聞いて、まず日本人のところではなく中国人だけの生活の中に入ろうと思っていたということが凄いと思いました。また、中国の留学先では学生がとても優秀で勉強をテストが近くないのにするということを知って驚きました。寮が消灯になっても勉強をし続けることは日本ではあまり見かけないと思いました。これからの中国は経済発展をし続けていくと思いますが、今の日本を政治的に変えていくにはまず私たち世代の若い年代が積極的に選挙に参加していくことが大きな第一歩になると考えました。最後に、今なりたいと思っている夢に近づくことが理想だと思いますが、嫌になったら逃げて、本当に自分のしたいことができて幸せになれるように様々なことを経験してチャレンジして行きたいと思いました。

●今回の講義で特に印象的だったのは、「人との出会いやつながりが自分の生き方を変える」という言葉です。また確かに、夢はそこら中に転がっていると思います。自分の将来について考えることは難しいことですが、もっと視野を広げて周りをよく見てみることで新たな発見があると感じます。将来に対して諦めずに、学びの幅を広げていきたいと思います。

●今回の講義を受けて、まず第一に命が大切であることに気づきました。そして、現在の関わりやご縁が将来どう転じるかは分からないと学び、これから大学生活の中で冒険できることはとことん挑んでいこうと思います。渡邉さんが中国留学に挑戦した際の「やって後悔しよう」という言葉が響きました。私は将来海外で活動したいと考えているので、何事にも先に挑戦して、後悔した場合その出来事をバネに次の経験に活かしたいと思います。本日はお忙しい中貴重なお話ありがとうございました。

●今日の講義を聞き驚く事がたくさんありました。私はまだ海外で長期間過ごしたことがなく、外国の現状や日本との違いを実感したことがありません。しかし、先生の話を聞きもっと自分の視野や考えを広げ持つために、留学だけに限らず様々な経験をしたいと強く思いました。私も母国のことを大切にしたいし、誇れる国であってほしいです。そのためにも、この国のことを考え選挙についてもう少し知識をつけたり、よく知らなくても積極的に選挙に参加しようと思います。
私が新しい自分の家族を築く時や、子供が生まれた時に今よりもっといい日本で幸せに過ごしたいです。
本日の講義では、女性の存在についてよく考えさせられました。私たちの年代では、まだよく分からない社会の男女問題もたくさんあります。しかし、今日政治界の話を聞いて女性の立場が以前より改善されていると知り嬉しくなりました。女性である私達の活躍の場を広げるためにも積極的に発言・行動できるようになりたいです。