日本語・日本文学科は、「太宰府で日本のことばと文化を学ぶ」というテーマで、サマーキャンプを実施しました。最初は、高校生と教員の自己紹介。昨年に続いて参加した人も。少しくだけた？ところで、図書館へ向かいます。

　まず、本学が所蔵する最も古い図書、サミュエル・ジョンソン『英語辞典』を拝見です。1773年刊行なので、江戸時代の半ば。高校生もおっかなびっくり、こわごわさわりながら、ページをめくりました。

　そのあと、江戸時代に出版された和本（『徒然草』など）を、現代のマンガや映画などを紹介しながら『源氏物語絵巻』を、鎌倉時代に作成された『蒙古襲来絵詞』の有名なシーンを、それぞれ解説です。また、日本語、日本文学に関する図書を見て回りました。

　12時30分ごろから、みんなで仲良く昼食です。

　午後は、ことば（日本語）の時間です。日本語をちょい観察したあと、留学生に参加してもらって、日本語教育について考えました。最後に「国語教員の魅力」について説明です。教員志望の人もいて、熱心に耳を傾けていました。

　以上で、初日は終了。明日もまた元気で会うことを約束して別れました。