九州（沖縄を除く）唯一の女子少年院である筑紫少女苑を見学させていただき、法務教官（首席専門官）の方からのご講話を賜りました。

夏空の下の苑内は明るい雰囲気で、少年院は罰を与えるところではなく教育の場であること、しかし自分から変わろうとしない限り出院できない厳しさがある場所であることなどを学びました。

少年院で少年の教育を担当し、親身になって相談にのっている法務教官は、法務省専門職員（人間科学）の採用試験を経て任用される職員であり、本学社会福祉コースの卒業生の中にも法務教官として活躍している先輩がいます。

新型コロナウィルス感染症は5類に移行したものの、感染対策には依然気を遣っておられる閉鎖施設において、今回の見学を受け入れてくださったことに感謝しつつ、この経験を今後の学びに活かしていきたいと思います。