7月15日のキャンパス説明会では、大内英範先生が「物語と絵ー源氏物語絵巻と『あさきゆめみし』」というタイトルでミニ講義を行ないました。古典文学はさまざまな解釈が可能であることを、蜻蛉日記の一節を例にとって考えたあと、「国宝源氏物語絵巻」の一場面について、なぜそのように描かれているのか、物語本文に書かれていることと、『あさきゆめみし』の同場面の描かれ方とも比べながら、考えました。
いろいろな勉強をすると、いろいろな見方ができるようになります。そうして、自分なりの解釈で古典を読むことができるようになるでしょう。大学では、古典に限らずたくさんのことに触れて、さまざまなものに対する自分なりの見方・解釈のための、感性や知識のストックを増やしていただければと思います。それをわたしたちが全力サポートします。と、まとめられました。

個別相談の日本語・日本文学科ブースにも多くの方にお越しいただきました。どのような授業があるか、単位の取り方、取得できる資格のことなど、さまざまなご相談に、本学科教員が対応しました。