各学科からのお知らせNews from Departments
小学校音楽科の楽しい模擬授業♫
小学校の教師を目指して、今日は音楽の学習の指導法の講義、模擬授業の様子をお知らせします♫
音楽科は独特の言葉づかいや指導法がありますので、たくさんの経験をしていると、本当の先生になった時に役に立ちます。
まず、歌唱の曲の中から、2年生「小ぎつね」をどのように教えるか、先生グループは考えました。
歌詞の意味を先生として研究し、2年生の子どもに分かるように、手振り・見振りをしながら考えさせ、楽しく理解。
かわいい小ぎつねが楽しく遊んだり・困ったりする様子を工夫して歌わせます。
写真から、先生役の学生が子ども役の学生たちとやり取りをしながら、楽しく歌唱させている様子が分かります。
そして、器楽1年生「ドレミであいさつ」の模擬授業。
初めて鍵盤ハーモニカに出会った1年生に鍵盤ハーモニカの楽しさや音の面白さ、演奏の楽しさを指導するのです。
子どもたちが楽しく、またよくわかるように学ぶために、板書(黒板)計画も重要です。
写真の板書はとても分かりやすく、工夫されています。
子どもたちは、先生の指導を受けながら、ド・レ・ミの音の位置を知り、指番号、手の形などの基本を学びながら、でも楽しく演奏し学びます。
先生役は直前まで、何度も指導案や発問計画を見直し、ドキドキ!
協議会では、子ども役になったからこそわかる視点で、指導の仕方について良かった点・改善点を話し合います。
筑女の学生の良いところは、お互いの良さを認め合い、でも改善点を素直に受け入れることができるところです。
私のところに何度も質問に来る学生は、それはそれはとても一生懸命です。
一歩一歩教師への夢の実現に向かっていることを感じ、毎回、嬉しく思います♬
【模擬授業をした学生の感想から】
「小ぎつね」は似たような歌詞ですが、1から3番まで小ぎつねの様子や気持ちが違うので、それをどう子どもに理解してもらうかが大変でした。
子どもに退屈な授業にならないように音楽活動を入れましたが、子どもたちは話し合いができるか、違う理解にならないかなど気を付けることが大切だと思いました。
・・・発問についてはもっと練習し、子どもたちの発言に対応できるよう常に考えることが大切だと思いました。
他にも多くのことを学べたので、これからの授業も授業づくりの参考にしたいと思います。