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生活保護基準引き下げの取り消しを求める裁判の傍聴に行きました

6月14日、生活保護基準の2013年からの引き下げの取り消しを求めて生活保護利用者の方が起こした裁判の控訴審の口頭弁論が福岡高等裁判所で開かれました。

社会保障・社会福祉に関する制度があってもそれがうまく機能せず、健康で文化的な最低限度の生活が送れないと訴える人がいる場合、その訴えに耳を傾けることは、問題解決の方向性を考える上でとても重要なことです。

そこで、社会福祉コースの4年生4名がこの裁判の傍聴に行きました。

大きな法廷でしたが、傍聴席には多くの方が来られていました。

控訴人(原告)のお一人がご自身の生活実態についての意見陳述をされ、学生たちは真剣に聴き入っていました。

また、法廷でのやりとりには、専門的でかなり難しい内容も含まれていましたが、学生たちは、学内で行った事前学習の内容と照らし合わせながら、懸命に理解しようと

していました。