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韓国語能力試験(TOPIK)6級合格者・第7話

韓国語能力試験(TOPIK)6級取得-私の勉強方法-

大学2年次にTOPIK5級を取得してから、2022年2月から1年間韓国に交換留学をしました。そして、2022年5月のTOPIKで6級を取得しました。留学中の目標として、TOPIK 6級合格を掲げていたため、5月のTOPIKで6級を取得することができ、とても嬉しかったです。ですが、合格点数ギリギリでの6級合格だったため、同年11月に再度試験を受け、点数を20点上げることができました。 

私は徳成女子大学の語学堂に通いました。語学堂では、いきなり高級から勉強するのではなく、中級の4級から勉強を始めました。4級のクラスでは基本的な文法や日常でよく使う表現を学びます。基礎的な勉強をしっかりとしたことで、TOPIKの問題を解く時の理解度が、上がりました。また、放課後にはTOPIKの対策授業を受講していました。私の1番苦手としていた作文の書き方を教えてもらい、繰り返し作文を書く練習をしました。そのおかげで6級合格に繋がったと思います。 

私の勉強法としては、とにかく問題を解くことです。私はTOPIKの試験を日本で4回、韓国で2回受験しました。それ以外にも勉強する時は、過去問をひたすら解くことで、TOPIKの形式を頭に入れ、問題を解くことに慣れるようにしていました。単語は日々の生活や授業の中で分からないものがあったらすぐに調べるようにし、単語帳で勉強するというよりも、徐々に語彙を増やすようにしました。また、問題を解く時の一番のポイントは、分からない単語があっても焦ることなく最後まで読んでみることや聞くことです。分からない単語で止まることなく、前や後ろの話から推測することで少しずつ内容が読めるようになり、分からなかった単語が分かるようになると思います。

また、私は日本にいる際、作文対策をほとんどしていませんでした。私の場合は韓国に留学してから正しい作文の仕方を学び、繰り返し練習した事で、まとまった文が書けるようになりました。更に、留学中は韓国語で毎日日記を書くようにし、次第に自分の気持ちを韓国語で書くことに対して苦手意識がなくなりました。作文に苦手意識がある人は、日記などの短い文からでも自分の気持ちを韓国語で書く練習をすることが必要だと思います。また、勉強と思ってするよりも韓国ドラマを見たり韓国アイドルの歌を聴いたりして、韓国語が楽しいと思えるように工夫することで勉強を継続させることができると思います。

留学を終え、韓国語を話す機会が減りましたが韓国ドラマを見たり、韓国語で日記を書いたりして日常的に韓国語に触れ、実力を落とさないようにしたいです。また、定期的にTOPIKを受験し、6級を維持したいと思います。 (渡邊芽依 記)