4月15日（土）、中等教職生の４年生は充実した１日を過ごしました。まず午前中に教員採用試験の模擬試験がありました。

午後は、教採一次試験に向けた対策講座の開講式、そして教採に合格した卒業生たちによる報告会が開催されました。

出席してくれたのは、対面・オンラインで8名、不参加ながら動画を送ってくれた１名、応援メッセージを送ってくれた人５名もいて、中等教職課程の先輩から後輩への絆が感じられました。

出席した先輩たちは、まず各自が自己紹介や勤務している学校のこと、教育実習での経験や教採に向けて勉強したことなどを話してくれました。その後、休憩をはさんで４年生からの質問に答えてくれました。

教採に向けた勉強では、どんな教材を使ったか、どのくらいの時間勉強したか、苦手な分野への対策は、など詳しく教えてくれました。また、４年生の目の前に控えている教育実習に関しては、わからないことは積極的に指導の先生に尋ねることや、メモを取ることの大切さ（メモ帳はポケットに入る大きさのものを！）など、経験者ならではのアドバイスがたくさんありました。先生という仕事は大変ですか？などの率直な質問にも、「大変だけど児童生徒の成長が見られるのでとてもやりがいがある」と語ってくれました。

先輩の中には、筑女卒業後教職大学院に進んだ人や、小学校免許を取得して小学校で勤務している人もおり、中等教職生の選択肢の広さも教えてもらうことができました。

報告会が終わってからも、先輩を取り囲んで質問する姿が見られました。教育実習や教員採用試験に向かうパワーをもらえましたね。明日からまた頑張っていきましょう。

※ この記事は、中等教職生がいる文学部日本語・日本文学科、英語学科、アジア文化学科、人間科学部心理・社会福祉専攻社会福祉コースに共通です。４学科にほぼ同じ記事を掲載しています。