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韓国語能力試験(TOPIK)6級合格者・第6話

韓国語能力試験(TOPIK)6級取得-私の勉強方法-

私は2022年の2月から1年間韓国に交換留学をし、同年11月に行われた試験で6級を取得しました。大学2年生の時に受けた試験では4級を取得しており、韓国で5月に行われた試験を受けた際に5級を取得しました。その際は、6級まであと8点だったためとても悔しい思いをしました。しかし韓国では年に6回ほどTOPIKの試験を実施していて学校でも受験できる機会があったため、機会があれば挑戦しようと考え、6級合格を目標にして勉強に励みました。11月の試験にも挑戦したところ6級に合格することができました。留学期間中に6級を取得して帰国したいと思っていたので合格することができて嬉しかったです。

私は韓国の徳成女子大学語学堂に通い、4級クラスから文法や単語の学習をしました。また、放課後にはTOPIK試験対策の授業も受けました。TOPIK試験対策の授業では作文の書き方のポイントを詳しく教えてもらえたので点数を取りやすくなりました。作文の問題は書く内容の整理を簡潔に整理することや、文字数を埋める事が難しく私も苦戦していました。そのため、まずは短めの文章を作る練習をしました。過去問にあるテーマで300字程度の短文を作る練習をすることで長く文章を書くことにも少しずつ慣れていきました。問題を解く際には初めに構成を考えて書く必要があります。作文テーマの問題数にもよりますが、その数に合わせて段落に分けて考えると内容がまとまりやすくなると思います。また、接続詞の語彙を増やすことで文字数を増やすことができるようになりました。

韓国で受ける試験は作文の試験内容なども試験日によって難易度が違いました。TOPIK試験の内容は回毎に変わりますが、形式が大きく変わることはないと思うので、過去問を沢山解いておくことで答えを見つけ出すことが楽になり点数が取りやすくなると思います。読解問題は過去問をひたすら解くと点数をあげることができるのですが、韓国留学中はリスニングの練習になかなか手をつけることができず、点数を伸ばすことができませんでした。やはり、リスニング問題もたくさん過去問のCDを聞いて解かなければ点数がなかなか伸びないということを実感しました。

日本に帰ってきて韓国語を使う機会が減ってしまいますが、韓国留学での努力が無駄にならないように日本でも定期的に検定を受け、さらに高い点数を取得できるように勉強していきたいと思います。また、リスニングの点数を伸ばすためにラジオを聞いたりドラマを見たりして日頃から韓国語を聞く機会を作るようにしたいと思います。(アジア文化学科 鹿毛姫華)