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[認定絵本士講義] 絵本が生まれる現場①「子どもの心をとらえるもの」

“子どもの心をとらえるもの 子どもの心をとらえて離さないもの”、“絵本が生まれる現場① 作家の感性に触れる”

のゲストティーチャーとして、ノートルダム清心女子大学教授の村中李衣先生をお招きしました。絵本の世界への引き寄せ方や作家として絵本に込める想い、作家の意図を読み取ることの意義について学びました。

学生が講義を受けての感想を書いてくれました。一部、ご紹介します。

  • 今回の講義を聞いて、自分の声を子どもに届けるということが心に残りました。作者の思いを感じ、それを私の声で子どもたちの胸に届けられたらいいなと思います。
  • 実際に絵本の読み聞かせを聞きながら、絵本を読むときにどのように工夫するのか、どこに注意しながら読むのかを知ることができました。同じ絵本でも初版とそうでないもので違いがあって、面白かったです。
  • 『ネズミくんのチョッキ』など、大型絵本では、次に登場する動物が既に顔を出しているため、2人舞台であり、普通型の絵本は1人舞台である等、同じ絵本でも大きさによって内容が変わると学んだ。
  • 絵本づくりについて、読み手にその工夫が伝わらなくても、書き手がどこにこだわるかということが大事だと分かりました。
  • 絵本づくりは作家の方のこだわりがたくさん詰まっていて、文章で説明しなくても絵で分かることがあるなどを学ぶことができた。