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[認定絵本士課程] 子どもたちの表現ひろがる絵本の世界

 子どもたちは2~3歳ごろになると、自分が見たり体験したりことを思い出し、自分なりに表現(再現)する「ままごと遊び」や「ごっこ遊び」が始まります。

 時には、親御さんが家庭で料理を作っている所を思い出してお料理ごっこをしたり、ある時は絵本に出てきた登場人物になりきって、忍者や動物に変身したりして遊びを広げていきます。

子どもたちは現実と空想の世界を行き来しながら、オリジナルの世界を創造していきます。絵本はそんな子どもたちが創造する世界のきっかけを、沢山プレゼントしてくれるのです。

 

今回紹介する『へんしんトンネル』は、子どもたちが楽しく“へんしん”して遊んでみたくなるような絵本です。

かっぱがへんしんトンネルを「かっぱ かっぱ かっぱ・・・」とつぶやきながらくぐると、「ぱかっ ぱかっ ぱかっ・・・・」あれあれ、馬にへんしんしてしまいました!

こんな不思議な“へんしん”が何度も続いていくと、子どもたちもその言葉のリズムや、変身するものにワクワクしながら、次のページをめくっていきます。一緒になって“へんしん”を楽しみ、「ぱかっ ぱかっ ぱかっ・・・」と遊びだすでしょう!

 

子どもたちの想像する世界、創造する力は無限です。周囲の大人がその世界を共に楽しみ、一緒に様々なものに変身して遊んでみてください。子どもたちの表現する力に、圧倒されると思いますよ。