4月23日に、国際交流センターの主催で海外留学説明会が行われ、英語学科の卒業生である板倉優美可さんが、自分の経験を話しに来てくださいました。

板倉さんは、1年生の夏休みにフィリピンへ短期留学をしたのを皮切りに、カナダの大学へ長期留学し、そして日本語パートナーズとしてインドネシアで日本語学習のサポートをするなど、在学中に何度も外国へ渡りました。

板倉さんは、筑紫女学園大学にはたくさんのチャンスが転がっていること、少しの勇気で壁を乗り越えられることなどをイキイキと話してくれ、在学生の良い刺激になりました。

そして板倉さんは今年、まだコロナの影響で狭き門である航空業界に挑み、見事JALスカイ九州のグランドスタッフの内定を獲得されました。

板倉さんは、後輩に次のようなメッセージを送ってくれました。

「2020年3月から始めた就職活動は、コロナウイルスの影響で思うようにはいきませんでした。英語力を活かして、世界中からいらっしゃるお客さまをおもてなししたいという思いがあり、航空業界を目指していましたが、採用は中止になり、進路変更をせざるを得ませんでした。そしてこの度、2年越しに夢を叶えるためのチャンスを掴むことができました。現職と両立をしながら、書類や面接の準備をすることは大変でしたが、挑戦してよかったと思います。JALの名に恥じない接客ができるように頑張りたいと思います。皆さんも、未だ不安定な状況の中ですが、最後まで諦めずに納得のいくまでやりきってください。」

板倉さん、おめでとうございます。後輩の在学生たちもきっとこのエールに応えてくれることと思います。