2022年3月11日、春の訪れが感じられる麗らかな日に、2021年度の卒業式が行われました。学部・学科ごとに場所や時間帯を変え、新型コロナウィルス感染拡大の防止に細心の注意を払って実施されました。

　まず10時半より礼拝堂で文学部の卒業式が行われました。中川正法学長は祝辞で、「天災や紛争が絶えない中、みなさんは私たちの希望です」と卒業生を励ましました。英語学科の卒業生127名の卒業証書・学位記は、代表して部家梨咲子さんが受け取り、各学科の成績最優秀者に贈られる本願寺賞は、玉置愛絢さんが受賞しました。

　その後、講義棟に移動し、ゼミごとに各自への卒業証書の授与、写真撮影などを行いました。最後に中庭に全員が集まり、今年度で退職されるホンコンプ先生へのサプライズとして記念品とお花を贈り、集合写真を撮りました。

　今年の卒業生は、大学生活の半分をコロナとともに過ごし、さまざまな制限や苦労を強いられました。しかしそんな中でも、友だち同士で励まし合い、保護者や周りの方の支援を得て、たゆまず学びを続け、大きな成長を遂げて、それぞれの未来へと力強く踏み出して行かれました。みなさんと過ごした年月は、私たち教職員にとっても大きな喜びであり、誇りです。これからのみなさんのご多幸とご活躍を心よりお祈り申し上げます。