先の速報でソラシドエア客室乗務員内定についてお知らせしましたが、このたび見事に内定を勝ち取った英語学科４年生松本莉奈さんから手記が寄せられましたので以下掲載します。

 

　「私は幼い頃から客室乗務員になることが夢でした。そしてこの夢を叶えるために単に英語を学ぶだけではなく、私は様々な経験を積むことが非常に重要だと考え、そこに注力しながら大学生活を送ってきました。

　特に大きく分けて３つの経験をしてきました。

　１つ目は大学寮での共同生活です。初めは時間やルールも厳しく決められており、あたかも軍隊に入隊したかのような生活でした。しかし、一緒に暮らす友人たちの存在が楽しい日常生活へと変化をもたらしてくれました。お互いに協力し合い過ごすことで快適な寮生活を過ごすことができました。

　２つ目は社員教育の厳しい世界的に有名なコーヒーショップと衣料量販店でアルバイトを経験し、チームワーク力・接客力を学びました。１人１人お客様それぞれのニーズにあったサービスをすることは非常に大変ですが、自身のサービスを通じてお客様から頂く「ありがとう」という言葉に心から嬉しく思います。そのようにして接客力を学んでいくうちに、私が接客をしたお客様が感動してくださり、後日店舗まで改めてお電話をしていただいたことがあります。この経験は特に嬉しく私の活力となりました。

　３つ目は大学を１年間休学して行ったカナダへの留学です。カナダのトロントへ留学し、コミュニケーション能力向上とボーダレスな世界観を身に付けることができました。初めて国籍や価値観、文化の違う人々と初めはなかなか良い関係を築くことができませんでした。しかし、このままではいけないと考え、あえて積極的にコミュニケーションをとるように心がけました。そうすることで次第にお互いを理解し、違いを受け入れられるようになりました。第一印象や固定観念で相手を決めつけるのではなく、相手を知ろうとすることの大切さを改めて実感しました。

　これらの経験を通じて身についたチカラ、場面場面で出会った人々は現在の私の財産です。これからも貪欲に様々なことを経験し、向上心を忘れずに客室乗務員として頑張っていきたいと思っています。」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（英語学科４年　松本莉奈）