筑紫女学園大学 留学・研修現地レポート

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上海杉達学院(中国)

江本 百寧 さん (アジア文化学科)

八幡中央高等学校(福岡)

桜のない少し一風変わった春の別れと出会い
Jul . 2017
 中国では、卒業式が夏休みに入る前に行われるようで杉達学院でも6月に卒業式が行われていました。私の中国人の友人の中にも杉達学院を卒業してしまい今までのよう多くは会えません。杉達学院の留学生のメンバーも半年契約で留学に来ているメンバーがほとんどで多くの別れをしました。別れるときは、本当に悲しく涙が出ました。特に私は二人の韓国人のお姉さんと一緒に過ごすことが多く別れのことを考えると信じられませんでした。たかが半年されど半年。彼女たちとは半年も過ごせていません。三か月と少しでしょうか。出会うときは、お互いよそよそしく、彼女たちが日本に興味があるからと声をかけてきてくれたのがきっかけでした。そんな彼女たちとの別れの時間が訪れると涙が出るほど悲しい存在になるとは…。出会う前までは想像もつかなかったです。出会いの力には、すごい大きなパワーがあるのだなと改めて感じました。彼女たちとは、今では韓国と中国とで距離はありますが、時々、テレビ電話をかけてきてくれます。内容は、本当に何でもないのですが、そのように、私を忘れないで気にかけてくれる彼女たちの気持ちにいつも勇気をもらっています。

 日本人メンバーの間でも五人の内の二人が半年留学を終えたため日本に帰ってしまいます。留学生活で五人揃う最後の日などまだまだ先の話と思っていましたがいよいよ最後の日がやってきてしまいました。時の流れは速いものでこの前期は、とても早く感じられました。授業や生活面でも五人で助け合い協力し合ってきました。後期になると三人に減ることで雰囲気もガラッと変わってくるのかなと思います。五人に比べ三人になると少し心細くなるかもしれませんが気持ちに負けず、後期も充実した留学生活にできればと思います。卒業式に続き留学生の間でも少しずつ絆を感じるあたたかい季節を過ごし、なんだか私の中で少し手遅れのようにもありますが、やっと春が訪れたように感じました。

 さて、私の今後の予定としては、留学が決まったころから留学の一年は一度も帰らないと決めていたものですから、この一年はこれからも日本に帰る予定は全くありません。悲しいことなのでしょうか。

私自身も不思議なことに一度も日本を恋しいとは感じられず、帰りたいという気持ちも未だにありません。そんな私は、母国を考えるよりもこの広大な中国という一つの国でまだ自分の知らない中国の姿や未知の知識、秘めた世界があると思うと、これからどんな出会いがあるのかすごくワクワクしています。

そのため、私は、六月下旬から始まり、九月の中旬まである大きな夏休み休みを利用し上海から近い水郷で有名な烏鎮、西塘を二日にかけての弾丸旅行を終え、ただいま、高速鉄道で上海から六時間の場所にある北京にいます。ここでは、北京語言大学にある八週間の夏季のプログラムに参加しています。すでに二週間を終え、やっとクラスの雰囲気に慣れたのかなと感じています。これからの出会いになにがあるのかすごく楽しみです。
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