筑紫女学園大学 留学・研修現地レポート

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仁川大学(韓国)

杉井 奈央 さん (アジア文化学科)

香住丘高校(福岡)

夏休みが終わり後期がスタートです
Sep . 2016
長いようであっという間に終わった2ヶ月の夏休み、世界はリオオリンピックで盛り上がり、閉会式の安倍首相の「安倍マリオ」は世界各国の注目を集め、『日本』の魅力をアピールし、次回2020年の東京オリンピックへの期待が高まったといえると思います。わたしは日韓の歴史の勉強としてかつて日本と関連深い場所に行き、また日本から家族が来たときには観光の案内や手助けをすることが1番大きかったと思います。

6月のレポート(http://www.chikushi-u.ac.jp/international/report/detail.php?id=665)では郡山という昔日本軍の船が多く攻め、最盛期には約1万人の日本人が住んでいたというという地域に行ったことをレポートにしたのですが、今回は普通日本人が観光としては行くところではありませんがソウル内にある「西大門刑務所」に行きました。ここは日本帝国主義時代に、祖国の独立を勝ち取ろうと日本帝国主義に立ち向かって戦った独立運動家たちや、解散後の独裁政権期には民主化を成そうと独裁政権に立ち向かって戦った民主化運動家たちが監獄暮らしの苦しみを味わい、また拷問を受けて亡くなったという歴史のある場所です。3・1独立運動直後、柳扈臀史が監禁され死亡した地下監獄や監視塔、拷問室、死刑場、7棟の監獄、歴史展示館等がいまでも残っており、いまは一部歴史館として綺麗にされた形で観光地のひとつとされています。拷問の様子を人形で分かりやすく展示してあるものや拷問の際に使用されたものの再現を実際に体験することができ、日本ではこのようなことを今まで学んだことがないために、すべてが衝撃的で日本の人がこのような過酷な拷問や生活をさせていたと思うと、日本人としてとても心が痛く、昔あった歴史として忘れてはいけないことと痛感しました。これと同時にいまは日本ではK-POPや韓流ドラマの魅力に日韓の歴史問題が隠れてしまい、昔の問題だとして無関心な若者が最近は多いように私は感じます。前回の郡山に行ったときにも感じたように、日本側が主張するものと違いがあったとしても、一度このような場所を訪れて感じることは同じ人間として考えると多く、もっと多くの日本の人もこの刑務所の存在を知り、訪れる機会が増えるといいなと思います。

次に家族が、今回初めて韓国に旅行に来ることになり、個人的には韓国の歴史ある建物や風景を見に行くのがよいのではないかと考えたのですがとても時間が短く初めてだということもあり、買い物中心の旅行となりました。仁川大学に留学に来て、旅行のときによく言っていた明洞や東大門、新村などの人気観光スポットに行くことはほとんどなく、今回の家族との旅行で久しぶりに行くことになりました。久々に、観光地を訪れるとやはり変化はあるもので昔は日本語を使って私たち観光客に声を掛けてくることが多かったのですが、近年韓国には中国からの観光客が日本人観光客を上回るようで、中国語で話しかけられることがしばしばありました。また、私の家族は全く韓国語ができないために、日本語を使ってしつこい客引きや、サービスだといって言葉巧みに誘われることが多く、何度か危ないなと思うことがありました。 事実まだ韓国では外国人だと分かると「外国人だから…」といって悲しいですが詐欺のようなものが全くないとはいえない状況です。そのため 韓国語ができない観光客であれば明洞や東大門といったところでも大丈夫なのですが、ある程度聞き取りや話すことを身に着けることができると、観光地のような場所で買い物をするのは少し避けたいなと思いようになる気がします。日本の大学はもう少し夏休みが残っているために、今後も友人が韓国に遊びに来ると思います。そのときに少しでもうまくサポートできるよう、今回の家族を率いての旅行を用いて考えてみたいと思います。

後期が始まって約2週間。日本に比べ祝日の少ない韓国ですがもうじき、日本でいうお盆のような「秋夕(チュソク)を迎えます。日本も今年は台風の影響で8月末もだいぶ冷えたようですが、仁川大学は目の前が海のために朝晩はかなり冷えます。体調管理をきちんと行い、後期も充実した留学生活を送れるよう努めたいと思います。
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