筑紫女学園大学 留学・研修現地レポート

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仁川大学(韓国)

杉井 奈央 さん (アジア文化学科)

香住丘高校(福岡)

夏休みに突入しました
Jul . 2016
仁川大学では6月の3週目の週が大学の期末考査で試験が終わり次第夏休みになります。私は前学期は月から金曜日まで毎日授業があったために金曜日に試験を終えて、夏休みを迎えることになりました。しかし問題がありました。試験勉強をするのはもちろんなのですが、寮生活のために今回の前学期が終了すると一度部屋をでなければならず、引越しまたは帰国の準備で留学生の学生は皆忙しいのです。私の場合すぐには帰国する予定はなかったのですが皆一度は生活している部屋を出ることになるために寮で販売されるダンボールに荷物を詰めて試験勉強と共に退室の準備も進めることで最後の一週間はすこし慌しい1週間でした。

試験週間を終えて夏休みにはいり、私は郡山(グンサン)というところが日本と関わりのあった地域であると知り合いのお姉さんに聞き、その地域に行きました。大学のある仁川大学からは市外バスに乗って4時間ほどかかるのですが1300円ほどで交通料をみると「やはり韓国は交通料が安くてGOOD!」と毎度痛感します。郡山(グンサン)についてですが全羅北道にあり19世紀末から1945年の終戦まで最盛期には約1万人の日本人が住んでいたという街でもあります。そのために今でも日本式の家屋や当時の様子を語る遺物も残っています。2009年ごろから近代文化遺産を観光資源として保存と活用に力をいれているようで、最近はツアーとして海外からもたくさん観光客が訪れるそうです。また最新のものではないですが昔、韓国で使用されていたアメリカ製の戦車やヘリコプターを目の前で見ることができ、戦車によっては車内に入れるものもあってとても不思議でした。実際に韓国で軍隊に行って来た友人に聞くと少し違いはあるものの本当に軍隊に行っているときに使った戦車のようだといっていました。もちろん日本人にとってはあまり見たくないものも沢山ありました。韓国の人に対して日本人が厳しい重労働をさせたり、拷問をする様子を再現したものや、韓国の人が閉じ込められていた牢屋・四方に針のついた檻の再現まで展示してあり、私たち日本人はこのようなことは全く習わなかったためにその展示してある内容を鵜呑みせざるを得ない状態でした。日本式の家屋も観光地のひとつとして最近は多くの人が訪れる地で、建物の中までは観覧できなかったのですが自分の田舎に住む祖父母の家を見ているような気分で韓国の方々はとても珍しそうに観覧しているのですが日本人の私はなんだか懐かしい気分になりました。近くには韓国に残る唯一の日本式のお寺東国寺(トングクサ)があり、本当に日本にあるお寺のようでした。お寺の建物自体はやはり自身が日本人のため特に異常はないのですが、韓国に日本式という形でそれも唯一というのが考えてみると不思議な気がしました。友人の話によると韓国にも仏教信者はいらっしゃるためにお寺は沢山あるのだが、どこも少し東国寺(トングクサ)とは異なるそうです。他にも日本の方が設計した旧朝鮮銀行や税関所などをみると、それらの建物ができたのが日本でいう明治維新のころであるため、明治維新のころらしいつくりの建物でどれも綺麗で写真撮影に最適でした。ただ残念なのが韓国では今観光地として有名になっているとはいえ、日本から韓国に旅行に行くと皆さんソウルのほうに行かれるので、今回私が訪れた郡山(グンサン)にはなかなか行くことが難しいことです。郡山には国内線のみですが空港もあるということでしたので、いつか日本からも郡山(グンサン)に行くことが容易になればいいなと思いました。

休みが始まり2週間ほど経過し2週目の1週間は日本のように韓国も梅雨の時期で雨が毎日のように降りました。ただ日本は近年、梅雨入りが早まり梅雨明けが遅くなり約2ヶ月程度ある梅雨ですが、韓国では1週間ほどで終わるのでとてもこの時期30度までもまだ気温も上昇しないため、生活しやすいなと思います。8月の29日にまた後期が始まるのですが、それまでの間はTOPIKの勉強やもっと韓国を知れるような体験ができたらなと思っています。
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