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令和6年能登半島地震被災地復興活動を行いました

能登半島地震被災地復興活動を行いました

能登半島地震の被災地での復興支援活動のため、3月21日から3月24日までの4日間で石川県を訪れました。

この活動には、栗山先生(現代社会学科 教授)と職員2名、そして現代社会学科の学生6名が参加をし、能登町で「福岡うまかもん食堂」を開き、被災地の方々に福岡名物の筑前煮や明太だし巻き玉子が入った弁当や梅ヶ枝餅を提供しました。

活動に参加した学生に話を聞いてみました

今回の活動でリーダーを務めたのは、現代社会学科4年生の高石沙也さんです。(栗山ゼミ所属:写真左から3番目)

高石さんは、以前からボランティア活動に関心はあったものの、どうやって始めたら良いのか分からずにいたそうです。

そんなとき、3年次から筑女に編入をし、栗山ゼミに所属したことをきっかけに東日本大震災や東峰村の被災地支援、今回の能登半島地震の復興支援に携わるようになりました。

実際に被災地で活動をしてみてどうでしたか?

今回の能登地震のボランティア活動は、これまでの活動と大きく違っていました。

被災地ではいまだに断水が続いていて、トイレも流れずにバケツで水を何度もくみに行って自力で流している状況です。
家屋は屋根が足の高さまで落ちて、崩壊しているものばかりでした。

自分が想像していたよりも被害が大きく、衝撃を受け、果たして私たちが行おうとしているこの活動は、本当に求められているのか不安でした。
それでも被災者の皆さんの力に少しでもなりたいと思い炊き出しを行いました。

被災地の方々とお話をしていく中で、皆さんが本当に温かく「毎日でも来てほしい」「本当にありがとう」という言葉をいただき、本当に嬉しく、今回の活動をして良かったと感じました。

被災地の方々に向けて動画を制作したと聞きました

サムネイル

私は場所がどんなに離れていても関係ない、みんな助け合えるを思っています。

今回の地震で被災された方々に、離れていても気持ちを理解してくれている存在がいることを伝えたくて、栗山先生と、一緒に活動を行っているメンバー、これまで交流を行ってきた東日本大震災の被災者の方々九州北部豪雨で被災された方々に協力していただき、災害を経験したうえで「今被災者の皆さんに伝えたいこと」を集めたメッセージ動画を制作しました。

被災地の方々に、ぜひご覧いただきたいと思っています。

今後も活動は続けていきますか?

実際に今回能登を訪れてみて、想像していたより復興が進んでいないことに衝撃を受けました。

今回は炊き出し活動を行いましたが、次回は違った形で支援をするため、能登へ行く計画を立てています。

どんな形でもずっと支援を続けていこうと思っています。