アジア文化学科

あじっこヴォイス

在学生の声
発表者と一緒に

韓国語スピーチコンテスト2020
 私は2020年10月に行われた韓国語スピーチコンテストに参加しました。参加した理由は、一昨年は高校生部門で参加し、初めて人前で韓国語を話す機会となり、とても良い経験をして、大学生になってからもまた挑戦したいと思ったからです。初心者部門は、「仙女と木こり」の韓国語版の発表でした。今回の目標は発音をしっかりすることと表現を付けることでした。まず、始めは文章が多くて驚きましたが、物語だったので何とか覚えることができました。練習をしていくうちに難しいと思ったところが二つありました。

 一つ目は、濃音の発音です。日本語にはあまりない音で苦戦しましたが、言語には慣れが必要なので、できる限りたくさん練習を重ねました。本番では完璧ではないですが始めよりは上手になったのではないかと思いました。

 二つ目は、分かち書きを理解することです。普段、韓国語を読むときにあまり意識していなかったため、切る部分やつなげる部分を間違って読むこともありました。始めは難しく感じましたが、文を理解し、どこで切ったらよいかどこを繋げたらよいかなどを考えて読むことで表現がしやすくなりました。夏休み期間には先生が一対一で練習する機会を作って下さり、少しでも発表する環境に慣れることができるよう、練習を重ねました。先生との練習で、発表することへの不安や緊張を取り除くことができたと思います。また、昨年のスピーチコンテストは思ったよりたくさんの人が参加していて、せっかく出場するなら良い結果を出したいと思い、当日までたくさん読み込みました。当日の発表では1番の発表で少し緊張もありましたが、自分の納得いく発表ができたらいいなと思い頑張りました。そして、結果は初心者部門の優秀賞をいただくことができました。自分の中でも目標であったことがしっかりできたし、後悔なく発表を終えることができてとても良かったです。
 今回、韓国語スピーチコンテストに参加して良かったと思うことは、二つあります。
一つ目は、自信を持つことができたことです。積極的に何かに参加することはとても良い経験になり、自信を持つことができると思います。また、練習を頑張ったことによる、達成感も自信につながると思いました。

 二つ目は、以前より勉強意欲が向上したことです。多くの人が参加していたということや、分からないことが多くあったことから、もっと勉強をして分かるようになりたいという気持ちが強くなりました。
やってみたいという気持ちはあるものの挑戦できないと思っている人は本当に多くいると思いますが、始め一人が怖いなら友達と参加するなど、どうにかして始めの一歩を踏み出すことが成長につながると思います。私は、韓国語スピーチコンテストに参加して、大学生である今しかできないことにたくさん挑戦して、色々なことを経験したいと改めて思いました。また、昨年の自分を超えられるように今年も頑張っていきたいと思います。
(アジア文化学科1年 渡邊 芽依)

友人たちとBBQパーティー

かけがえのない半年間
 2019年2月18日から6月22日まで、台湾の台中の静宜大学へ留学をしました。留学をしようと思ったきっかけは、一年生から学んでいる中国語を現地で使ってみたかったことと、海外での生活に昔から興味があったからです。
 私の留学した静宜大学は、台中市内から少し離れていましたが、市内へのアクセスも便利で、毎年ドイツやインド、アメリカなど様々な国から留学生の来る大きな大学です。中国語の授業では、10名程の留学生と先生で中国語のみで行われます。日本人の学生も数名いたため、最初は分からない事があると日本語でその子達に質問をしてしまっていました。しかし、それではこの環境がもったいないと思い、次第に先生へ中国語で質問するようになりました。自分の中国語が相手に伝わる事が本当に楽しくて、嬉しかったです。


友人たちと阿里山旅行 静宜大学には、留学生のサポートをする団体があります。彼らが定期的に歓迎会やツアーなど多くのイベントを開催してくれるお陰で、台湾はもちろん、ドイツや中国などの友人がたくさん出来ました。授業終わりにご飯を食べに行ったり、夜市を巡ったりと毎日楽しかったです。また、お互いの文化の違いや言語を教えあったり、学ぶ事も多かったです。特に印象的なのは、なぜ留学に来たのか話題にあがった時、大学生活を楽しむために来たという子がいた事です。私は、留学=言語の成長や将来の為という認識が強くあったため、衝撃的でした。多くの留学生と交流し、違う視点から物事を考えられ、感じることができるようになったと思います。さらに、留学生の中には社会人も多くいました。学生のうちしか出来ないと思っていた留学に対する考え方も変わり、発見がとても多かったです。

 台湾は、人も優しく親切です。大切な友人もでき、大好きな国になりました。今でも連絡をとり、たまに会いに行っています。留学前は、関係の深い友人が出来るなんて考えてもいなかったので、本当に嬉しく思います。
留学をした期間は、毎日が新鮮でした。学生生活をどう過ごすかは自分次第ですが、留学を迷っている方には是非、留学へ行って欲しいです。
最後に、留学をサポートしてくれた母や先生方には感謝をし、この経験を生かしていきたいです。ありがとうございました。

(アジア文化学科3年 野田 佳奈子)


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