アジア文化学科

あじっこヴォイス

在学生の声

国際交流〜卒業生が語る「アジアへの道」〜

 2012年5月24日にアジア文化学科卒業生の花田絢子さんをお招きして<卒業生が語る「アジアへの道」>「中国・シンガポール・福岡―大学生活から始まった私の国際化―」という講演をして頂きました。
 花田さんは大学在学中に北京語言大学へ留学されて中国語のスキルを磨いてホテルに就職し、そしてシンガポールの物流会社へ勤務されました。さらに専門学校などで日本語を教えるかたわら、九州大学大学院で経済を勉強して上海への復旦大学へ留学されて、今は中国語や韓国語、そして日本語を教える語学学校を立ち上げていらっしゃる先輩です。
 花田さんはアジアに強い関心を持っていて学ぶ意欲がとても高い方だと感じました。中国やシンガポールでの生活の体験談も、文化の違いで苦労したこともあったと話されていましたが、とても楽しそうで魅力的に聞こえました。大学時代に興味のある分野にとことん挑戦することが大切だという言葉が印象に残っています。講演会に参加した学生も強い刺激を受けたようでした。講演会後の茶話会では和やかな雰囲気で話が弾み、留学や就職についての相談にも気さくに応じてくださいました。
 私は花田さんの国際的に活躍される姿に憧れを抱き、これからの学習意欲が一層強くなりました。花田さんがアジア文化学科の卒業生ということに誇りを感じます。私も興味のある分野に挑戦して学習意欲を高く持ち続け、国際的に活躍できる女性になりたいと思いました。
(2年 東島あかねさん)


キルギスのみんなと

国際協力とは

 5月19日、アジア文化学科2回生の古賀知美さんにJICAで体験したことをお話していただきました。JICAとは、発展途上地域などで経済的、社会的な開発を目的とした国際協力機構です。
 古賀さんは、キルギスという異国の地に、教師としてたった1人派遣されました。そこでの体験談は想像以上に過酷なもので、異文化の人々との感覚の違い、価値観の違いがはっきりとわかりました。特に印象に残ったのは、仕事よりも祭りを優先すること、是非がはっきりしていることです。
 また、時間にルーズという点も強調されていました。古賀さんは、最初は無責任な人ばかりだと思っていたらしいのですが、これらは日本人の視点から見たときの感覚で、キルギスという風土からの視点に変換することで、違ったものが見えてきたそうです。
 手巻き寿司が現地で評判だったというお話がとても面白かったし、これから異文化の人々と関わる機会が増える私たちにとってためになるお話だったと思いました。
(2年 中寿賀さん)


四王寺の山頂から

「大宰府に学び、語り継ぐ」

 大宰府政庁跡から北の空を見上げると、そこには晴天の空を突く緑の尾根が見えます。その山の名前は四王寺山です。筑紫女学園大学のキャンパスからも見えるこの山には、毘沙門天が祀られ、さらに山中のいたる所に古来の面影を残す遺跡があります。
 こういった地域に見出す古きについて次世代に語り継ぐ役割も、教師にはあると思います。将来教師を目指す私は、今大学生活を通して根を下ろす太宰府の歴史を含め、次の世代へ伝える事柄の学びに日々励んでいます。
(3年 松本さん)


ブッダガヤにて。太陽ギラギラ!

インド・ネパール研修

 大学主催の海外研修で、2月18日から二週間インドとネパールに行きました。インドのコルカタに最初足を踏み入れた時は、今まで経験したことのない空気を感じました。おびただしい数の人、そして犬、蚊などの歓迎(!)を受けました。カーリー寺院、タゴールの家、サンチーの仏塔など、いろいろ見学できました。またシャンチニケタンでは、ヴシュヴァ・ヴァーラティ大の学生と楽しく交流することができました。
 私にとって最も印象深かったのが、ガンジス川で見た朝日です。沐浴をする人々も含め、とても幻想的な光景に深く感動しました。一方で、物乞いや路上生活者も多く、考えさせられることも多かったです。
 次の目的地ネパールに向かうフライトで見えた、ヒマラヤの神秘的な光景は忘れられません。ネパールで訪れたのは、ボダナート、チベット難民キャンプなどです。ボダナートでは、巡礼者がマントラ(お経)を唱えながらマ二車を回していました。さすが、チベット仏教が溶け込んだ国です。また、短い時間ではありましたが、ネパールの学生とも交流ができ、お互いの宗教や生活について語り合うことができてとても嬉しかったです。
 この研修を通し、未知の世界が多くあることを改めて知り、私の価値観も大きく変わったような気がします。
(2年 福島成美さん)


伝・玄ムの墓

軽快なダンス

 民族舞踊研究部は、筑紫女学園大学、福岡女子大学、九州大学三学合同の組織で、主に福岡女子大学の体育館で練習をしています。
 普段の練習は、部で受け継がれてきた世界の踊りを先輩方が踊り、それを先輩の丁寧な指導を受けて皆で踊ります。踊りのジャンルはさまざまで、円になって踊るものから、Round Danceといって、男女二人組で踊るものなどがあります。国は主に、イスラエル、トルコなどのアジアをはじめ、イタリア、イギリス、ドイツ、ロシアなどヨーロッパ、さらにはアフリカの曲もあります。
 私が、ここの民族舞踊研究部に入ろうと思ったきっかけは、先輩に誘われたことと、衣装がとてもかわいく、それを着て踊ってみたいと思ったことにあります。皆がとてもフレンドリーで、先輩たちとも話しやすいとても楽しいサークルです。また月に1回ほどパーティーと呼ぶ行事があり、今までの総復習をしますが、ストレス発散ができ、気持ちのよい汗をかくので運動不足解消にもなります。私たちの活動に興味を持った方は、ぜひ参加してください。
(2年 安田さん)


仲良く活動中!誰が中国人でしょうか

「JFL部活動を通して国際交流」

 私たちJFL(Japanese Foreign Language)部はアクロス福岡で月に2〜3回、土曜日の10:30〜12時まで外国人に日本語を教えるボランティアを行っています。サークルに参加される外国人の方々は、自由参加のため毎回メンバーが異なります。9割は中国人、その他は韓国人・インドネシア人などで、主に日本で日本語を勉強している学生さんが多いです。
 教える内容は主に、日常会話で間違っているところを訂正したり、言い回しを教えたりする事です。他には擬声語や方言など、楽しく日本語を学んでもらえるように心掛けています。
 外国の方と知り合う機会はなかなかありません。しかし、JFLに入ればお友達が出来ます!1日体験もできるので、関心のある方は是非JFL部にアクセスしてください。
(2年 江崎さん)


たけのこ発見!

筑女の庭

森の子同好会は大学の裏山、高雄山の自然を護るという目的で結成されました。
 現在は、枝の剪定や清掃等の山の整備を、専門家の方の力を借りながら行っております。また部員以外の学生にも呼びかけて、竹の子掘り大会も開催しました。これから高雄山にはえている植物などの勉強会を行いながら、山に対する理解を深めていきたいです。
 学生にとって、また教職員の方たちにとっても、高雄山が憩いの場となるように、私たちの活動を少しずつでも広めていきたいと思っています。
(3年 野田さん)


西アジア考古学会に参加して

「日本西アジア考古学会」総会・大会に参加して

 6月4・5両日に本学で開催された「日本西アジア考古学会」総会・大会に、私は実行委員会スタッフとして参加しました。
 案内板設置、マイクやAV機器の準備・確認、AV機器不具合の際の代替品手配、控え室や休憩室の用意等々に始まりましたが、更には、公開講演をなさった先生のスライドをデータ化してパワーポイントにまとめる、ということにも携わりました。
 当日2日間、私はパソコン等のAV機器操作を担当したため、会場内で発表を聴く機会がありました。内容はかなり専門的なものばかりでしたが、それでも表示されたスライドを見ながら聴いていると、所々よく理解できるものもありました。
 また、1日目の夕刻には懇親会があり、学生スタッフも全員会食に加わりました。水を加えると白濁するトルコの珍しいお酒が見られたり、他の先生方のお話を聴くことが出来たりして、とても楽しく有意義でした。
(3年 橋本さん)


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