- ■専門・研究テーマ
- 専門は日本美術史、中でも日本の絵画に自然の風景がどのように表現されてきたかをテーマとしています。現在の研究対象は、平安時代のお経に描かれた絵画(経絵)です。
- ■担当科目
- 日本美術史、仏教美術史、比較文化論、体験-伝統文化、体験-ミュージアムで学ぶアジアなど
- ■卒業論文・卒業研究より
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「江戸絵画史における伊藤若冲」
「敦煌莫高窟・第285窟の飛天を中心にしてみる中国仏教美術の変化」
「『大吉』から見る梧竹の個性」
「平安時代特有の色彩の取り合わせ-西本願寺本三十六人家集石山切の料紙に見る-」
- ■メッセージ
- 21世紀の日本に生きている私たちが、少しでも昔の時代に目を向けたり、少しでも視野を広げてアジアの色々な地域を見渡したりすると、自分と同じところも違うところも持っている色々な人々が生きていることに気付き、自分もその中の一員なんだと自覚できます。美術作品と言うのは、美しいだけでなく、それぞれの時代や地域の人々の生活の中から生まれたものです。美術作品を見ることを出発点として、それらをつくった人々に思いをはせると、色々な時代・地域の人と心を通わせることができます。時空を越えた友達ができる、それが美術史の楽しさです。
- ■趣味
- 身体的散歩(時間・場所を問わず)&精神的散歩(現実・非現実を問わず)
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お経の調査をしているところ |