花野 裕康 - 教員紹介

ライブは、フェスは今後どうなるのか?音楽文化について一緒に考えましょう!

花野 裕康 准教授

高校中退後バンド活動に専念。大検を取得し大学、大学院へ。近年は音楽の社会学を研究している。現在もバンド活動を行いつつ音楽文化についてフィールドワークを進めている。ポーランドのドラムペダルメーカーCzarcie Kopytoの公認アーティスト。

研究紹介

元々は「理論社会学」という、社会学の中でもお堅い分野で研究していましたが、若い時に行っていた音楽活動を再開した際に感じた、以前との「『音楽』の社会的位置付けの違い」を痛感し、徐々に「音楽の社会学」の研究にシフトして行きました。外側から音楽を観察して研究するのではなく、自らバンド活動等を行う中で、音楽文化を「内側から」見て(これを「参与観察」と呼びます)社会学的に考察することをウリにしています。なおバンド活動自体も研究と同じく本気でやっています。ドラマーとしても精進の日々です。

学位

修士(文学)

最終学歴

[ 平成12年9月 ]
九州大学大学院文学研究科(博士後期課程)社会学専攻単位取得満期退学

研究分野のキーワード

  • 音楽(ロック、ポップス、アイドル、楽器)
  • コミュニケーション
  • 行為
  • 想定外

研究業績

過去5年間の主な著書、論文

[ 平成24年6月 ]
正義の内部観測 論文 単著 福岡大学研究推進部『福岡大学人文論叢』第44巻第1号:55-83

[ 平成29年6月 ]
『社会学の力』 著書 共著 有斐閣 28-31,36-39(「地位と役割」「社会化」)

主な著書、論文

[ 平成13年5月 ]
『反=理論のアクチュアリティー』 著書 共著 ナカニシヤ出版:119-158(「社会的世界の内部観測と精神疾患」)

[ 平成15年10月 ]
「精神疾患の社会的表徴:内部観測論によるモデルと脱構築」 論文 単著 日本社会学会『社会学評論』第52巻第1号:69-85

[ 平成19年2月 ]
『はじめて学ぶ社会学:思想家たちとの対話』 著書 共著 ミネルヴァ書房:113,114-121,224-228(「鏡像段階」「パーソンズ」「バーガー」)

[ 平成19年11月 ]
『社会学のアリーナへ:21世紀社会を読み解く』 著書 共著 東信堂:63-99(「社会学理論と社会病理:観察のモダンとポストモダン」)

[ 平成22年6月 ]
「社会化と社会統制(パーソンズ)」 事典 共著 丸善『社会学事典』:90-91

主な社会活動

[ 平成14年4月 ]
宇部フロンティア大学専任講師

[ 平成18年4月 ]
宇部フロンティア大学助教授

[ 平成19年4月 ]
宇部フロンティア大学准教授

主な担当科目

卒業ゼミナールⅠ、卒業ゼミナールⅡ、基礎専門ゼミナールⅠ、基礎専門ゼミナールⅡ、専門ゼミナールⅠ、専門ゼミナールⅡ、調査データの扱い方、社会学、入門社会学A(社会学の考え方)、入門社会学C(現代社会の諸相)、社会学基礎E(メディア)、文化研究論、音楽文化の社会学、J-POP/ROCK文化論

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