自主講座「現社塾」は2021年度から始まった取り組みで、
・さまざまな学生活動の拠点
・学科企画の実践の場
の、主に二つの目的で運営しています。

「さまざまな学生活動の拠点」

ゼミや演習など正規の授業にともなう活動や、学生の正課外活動の拠点です。現代社会学部の学生たちは、授業以外にも「面白そうだ!」と思ったら即実践、さまざまな活動を行っています。

授業とも関連する「まじめ」な活動から、自分たちが「楽しむ」ための活動まで、アクティブな学びを展開しているのが現社です(もちろん、「まじめで楽しい」活動も)。こうした活動には打ち合わせをしたり商品や道具・荷物を置いたりする拠点が必要になります。現代社会学部では学生活動のための部屋を用意し、活発な学生活動を支援しています。

「学科企画の実践の場」

ここでは、学科で企画したイベントも行っています。これらの活動はいまの時点では「現社塾」と総称していますが、学生メインの活動ですから、名前も変わっていくかもしれません。今回は、1、2年生を対象に、「就活スタートダッシュ」講座を開催しました。3年生になって慌てることがないよう、いまのうちにスタートダッシュを決めよう!という取り組みです。

とはいえ、いわゆるHow to的な就活講座なら学科でわざわざやる必要もありません。今回のイベントでは、大学の学びと就活がどう結び付いているのか、大学の学びが仕事や社会生活の重要な資源となること、そこで必要とされるのは就活講座などで2、3ヶ月で身につくようなお手軽な資格やスキルなどではなく、4年間の学びをフル活用してはじめて得られる経験と知識であることをしっかりと学びました。

現代社会学部では、正課の授業だけでなく、大学4年間を活かしきるための知恵と機会の提供も積極的におこなっています。「現社塾」の今後にご期待ください。