現場へ赴き、活動するゼミ このゼミでは、現代社会が抱える様々な問題に向き合うために、書籍やドキュメンタリーなどの映像資料などを使って充分な事前学習を行った上で、“問題の現場”へ出かけてフィールドワークを行います。

そして問題を語っている場を訪れ、問題に深く関わっている人に会って声を聞き、分析し、考え、まとめ、発信することを通して、問題の本質に迫っていきます。

これまでに、東日本大震災、自主夜間中学、水俣病事件、沖縄平和基地問題、菊池恵楓園ハンセン病問題、熊本地震、九州北部豪雨、ヒロシマ・ナガサキ、子ども食堂などに関わって、フィールドワークを行ってきました。

また、大学がこれまで10年間に亘って行って来た東日本大震災ボランティア研修を、被災地の方々が行ってくださった署名活動によって、このゼミで引き受けて継続していくことになりました。

様々な学びと並行して今後も被災地に赴き、被災者の声を聞きながらボランティア活動を行って、被災地・被災者に向き合っていきます。そして被災者と支援者という関係を越えて繋がり、復興や防災・減災について学んでいきます。“生きた学び”を大切にしているゼミです。