みんなで食べればみんな元気に。「子ども食堂」が教える大切なこと。

筑女の有志で立ち上げた子ども応援グループ「LYKKE(リッケ)」。デンマーク語で「幸せ」を意味するこのグループは、久留米市や太宰府市での子ども食堂をはじめ、学習支援やママカフェなど、地域の方のニーズに合わせて活動を行っています。

「子ども食堂」には、地域の小・中学生をはじめ、高校生や大人まで数十人が参加。ただ食事を提供する場ではなく、子どもたちと一緒に調理を行ったり、食卓を囲んでにぎやかに食事をとったりすることで、同じ空間を共有しながら過ごす楽しさも実感してもらっています。地域によっては、地元の団体などと協力しながら、老若男女の垣根なく食堂を開放し、誰もが安心してくつろげる場をめざすことも。こうした他者との二人三脚の連携を通して、人の役に立つ喜びだけでなく「協働」することの難しさやメリットも実体験として学んでいます。