地域資源を磨き上げ、「太宰府だからこそ」の新たな価値を提供せよ

11月初旬にキックオフした今回の筑女「めざめ」プロジェクト×ホテルカルティア太宰府。先月、1ヶ月超の集大成として、太宰府市長や西日本鉄道様・三井住友銀行様に対し最終提案を行いました。

今回のテーマは【地域資源を磨き上げ、「太宰府だからこそ」の新たな価値を提供せよ~ホテルカルティア太宰府から、太宰府の魅力再定義~】。10月にオープンした話題の古民家宿泊施設「ホテルカルティア太宰府」を切り口に、地域活性について提案を行いました。

キックオフ以降、参加学生は議論を重ねて来ました。企業・自治体からのレクチャーや現地視察・フィールドワーク、デザイン思考によるアイディア創出…。しかし満を持して発表した一次提案では多くの手厳しい言葉を受け壁にぶつかるなど、決して順風満帆なプロジェクトとは行きませんでした。

その中で迎えた最終提案は太宰府市長・西日本鉄道様・三井住友銀行様を始め、20名超が待つ太宰府市役所会議室。いつも以上の緊張感の中でしたが、参加学生が躍動しました。

優勝したのはBチーム。古民家が作られた明治時代にフォーカスし、明治衣装を用いた『時間旅行』を提案しました。「これまでは万葉集とのつながりについて考えることはあったが、それ以外を掛け合わせる発想が斬新」との声をいただきました。

また、ハッシュタグ『#太宰府じゃNIGHT』を考案したチームに対しては、「このキャッチフレーズは面白い!ぜひ使って太宰府を盛り上げよう!」など、聴衆の心を動かすプレゼンテーションが続きました。

2019年度は今回のプロジェクトのほか、ロート製薬様×JR九州エージェンシー様、DAZAIFU FES様、アイ・ケイ・ケイ様と、多くのプロジェクトを実施し、学生が大きな成長を遂げました。ご協力いただいております企業・団体様にこの場を借りて御礼申し上げます。