街の資源を活かした観光プランを提案

現代社会学科では、量的社会調査や質的社会調査、文献調査やテキスト分析、映像分析等の手法を用いて卒業ゼミナールでの研究活動を行っています。

夏場は多くの海水浴客で賑わう長崎県平戸市の千里ケ浜海水浴場の一角に設けられたのは「CJビーチハウス」。現代社会学部の学生たちが、平戸の素材を生かした焼きそば、かき氷などを販売しながら、平戸の魅力探しを行いました。

同時に「女子大生受けするスイーツ」「夜の平戸を楽しむお酒とおつまみ」「車で回る平戸」という3つのテーマに沿った素材やモデルプランを見つけるべく、市内をフィールドワーク。“世界遺産になった春日集落の棚田米で造った日本酒には平戸の塩サブレが合う”“地元のお酒を飲んでもらうことで滞在時間は伸びる”など新たな気づきをまとめ、最終日に市民の方に向けて提案しました。

活動のフィールドもさまざまですが、「平戸」をフィールドにした活動と平戸市の職員の方々との協議を行っている学生にそのプロジェクトの一端を紹介してもらいます。

私たち4年生は「平戸魅力発見プロジェクト」の一環で、ゼミ生8人で長崎県の平戸市の魅力発見調査を行いました。海も山も食べ物も美(味)しいこの土地をより盛り上げるため「お酒チーム」と「ドライブチーム」とに別れ、様々な角度から平戸の魅力を調査しています。

先日は2泊3日で平戸の酒蔵巡りおよびドライブコースの調査をしました。元禄元年に創業している酒蔵でこだわりのお酒を探したり、そのお酒にぴったり合うご飯や宿泊先を調べたり、古くから保存され続ける和と洋の建築物や海と山といった自然を堪能しながらドライブをし、自ら楽しみながら平戸の良さをより広く発信しています。

予定されている最終発表に向けて、これからも平戸の魅力を調査、発信し続けていきます。