「Re’born不動産」は、太宰府の空き家や老朽化したアパートの活用方策を考え、リノベーションを行い、実際に活動することで、地域の賑わいを再生プロジェクトに取り組んでいます。
最初のプロジェクトとして手掛けたのは、五条の学園通り沿いにある新崎アパートのリノベーションです。

2020年度、3年生前期の地域デザイン演習の演習課題として取り組んだ新崎アパートでの企画提案に関心を持った管理会社より、実際にリノベーションをして見ないかとのお誘いを受けて、3年生の学生を中心に、2年生、1年生の参加を得てスタートしました。
もともと学生向けの1Kの部屋が16室ある2階建ての木造住宅の2部屋を学生自らがDIYによりリノベーションして、店舗にコンバートしました。

地域の活性化の効果を高めるために、同じアパート内に出店している他の部屋の方々と連携して、月に1度のRe’born marcheを開催しています。同マルシェには、五条や内山、二日市など太宰府、筑紫野市内の既存店舗にも声をかけて出店を募ることで、地域全体の活性化へも貢献するように配慮しています。

今後も空き家を活用した小学生への学習指導の場作りや高齢者と大学生との交流事業の実施など、地域コミュニティの活性化に取り組むこととしています。