基本理念と教育目標
心理コース
大学(人間科学部)
学部の目的
人間科学部は、建学の精神に則って、人間の生涯発達や生活を取り巻く諸課題に対する科学的認識を深め、その解決に向けて適切に対処するための実践的な知識と技術をもって、人間が互いに支え合って生きることを支援する社会づくりに貢献できる女性の育成を目的としています。
共通科目
教育内容
- コア科目である「仏教」「女性」科目群を中心に、自己と他者を理解し、他者との協働を通して自己実現を果たすために必要な知識と技能を育成する。
- 4年間の学修の基礎となるスキルを修得する初年次教育、並びに将来に向けての学びの計画づくりを可能にするキャリア教育を行う。
- 「ドアーズ」科目群を中心に、社会の中で学び、活動する自己のイメージを形成し、積極性、自発性を育成するとともに、生涯学び続ける意欲を促す。
専攻科目
人間科学科 心理・社会福祉専攻 心理コース
コースの教育目標・育成する人材像
人間の心に関する理解を深め、その知識を基に社会の一員として、自己を理解し他者を支えることのできる人を養成するコース。
人間の心の働きや発達について、深い関心と確かな知識を身に付け、一人ひとりの多様性を尊重し援助しようとする、共生社会の支え手としての人の育成を目標にしています。
1. 人間の心を見つめ、心が理解できる人の育成
人間の心の動きや、その発達的な偏りや障がいなどについて、理解するための視点と、考える力を備えた人の育成を目指す。
2. 人間の多様性を受け入れ、寄り添い支えようとする人の育成
一人ひとりの違いを認め受け入れ、寄り添い支えようとする姿勢とそのための能力を持った人の育成を目指す。
3. 人間の心の健康を見守り支える人の育成
確かな専門的知識と技術に基づいて、心理的支援を要する人やその関係者に対し的確な支援をすることで、心の健康づくりに寄与できる人の育成を目指す。