基本理念と教育目標

幼児保育コース

大学(人間科学部)

学部の目的

人間科学部は、建学の精神に則って、人間の生涯発達や生活を取り巻く諸課題に対する科学的認識を深め、その解決に向けて適切に対処するための実践的な知識と技術をもって、人間が互いに支え合って生きることを支援する社会づくりに貢献できる女性の育成を目的としています。

共通科目

教育内容
  • コア科目である「仏教」「女性」科目群を中心に、自己と他者を理解し、他者との協働を通して自己実現を果たすために必要な知識と技能を育成する。
  • 4年間の学修の基礎となるスキルを修得する初年次教育、並びに将来に向けての学びの計画づくりを可能にするキャリア教育を行う。
  • 「ドアーズ」科目群を中心に、社会の中で学び、活動する自己のイメージを形成し、積極性、自発性を育成するとともに、生涯学び続ける意欲を促す。

人間科学科 初等教育・保育専攻 幼児保育コース

専攻科目

コースの教育目標・育成する人材像

子どもたちの健やかな発達を求めて子どもと保護者の心に寄り添い、支援する保育の専門職を養成するコース。そのため、このコースでの教育は幅広い知識と豊かな人間性を基盤とし、子どもと保護者の福祉や心理に関する理解にもとづいた保育の専門的知識・技能ならびに実践的力量を身に付けることを目標にしています。

1. 子ども理解に必要な知識・技能の育成

子どもの発達や心理に関する知識と、子どもを取り巻く社会及び家庭の状況についての理解に基づき、適切な支援や教育を行う能力を育成する。

2. 保育において求められる高い専門性の育成

保育に関する五領域の知識や技能と様々な子どもを深く理解する力、社会や家庭の諸相を理解し支援する力を身に付け、それらに基づき子どもと保護者を支援する力を育成する。

3. 保育者として求められる豊かな人間性の涵養

あらゆる生命のつながりを大切にする仏教の教えを基盤とし、心理学・社会福祉学など、教育学と関わり合う領域を含めた総合的な学びに基づく人間理解を図り、豊かな人間性をもった専門職を養成する。