セクシュアリティに関するサポートガイド

学生のためのセクシュアリティに関するサポートガイド

はじめに

筑紫女学園大学は、浄土真宗の教えにもとづく人間教育を建学の精神とし、ジェンダー平等、ダイバーシティ推進の努力を続ける女子大学として、2019 年4 月に「ダイバーシティ推進宣言」を発表しました。この宣言の中には、「一人ひとりが個性ある尊い存在であるという前提に立ち、人権を擁護し尊重することは、ダイバーシティを推進していく上で最も大切にすべきことです。そのために学内の修学・教育・研究・就業のあらゆる面からジェンダー、年齢、国籍、人種、民族、出自、文化、言語、宗教、障がい、病気、セクシュアリティなどを理由とするあらゆる不自由や差別、排除をなくすことを目指します。」と書かれています。

このサポートガイドは、筑紫女学園大学のすべての学生のために、ジェンダー・セクシュアリティに関する情報を、できるだけわかりやすくまとめたものです。日常生活の中にはジェンダーやセクシュアリティに関するさまざまな問題があります。「誰かに相談したい」と思っている人はもちろん、
「よくわからないけれどモヤモヤする」と感じている人も、「自分には関係ない」と感じる人も、このサポートガイドを是非読んでみてください。

ジェンダー平等、ダイバーシティの尊重、インクルージョンの推進のためには、自分自身への理解を含め、ともに生きる多様な人たちを理解しようとする姿勢と知識が力になります。このサポートガイドに書かれている制度や設備などは、学生のみなさんからの要望が一つずつ形になったものです。
「自分には関係ない」と思っている人も「だれでもトイレ」や「通称名使用」が実現した背景を考えてみてくださいね。

このサポートガイドがみなさんの学生生活の助けになることを願っています。