福岡の女子大から韓国へ留学|海外留学レポート
韓国留学-森野さん
韓国留学-森野さん
- 2025年05月14日 -
今月は試験があり、少し忙しい一カ月でした。韓国人学生の勉強に対する熱心な姿勢に刺激を受け、私も試験勉強に力を入れました。大学内の図書館は普段から学生が多いのですが、特に試験期間中は混雑しており、日中から夜遅くまでほとんど満席の状態でした。韓国留学を経験された先輩方からお話を聞いて、以前から興味を持っていたのが「間食イベント」です。韓国の大学では、試験期間中に無料で軽食を配布するイベントが行われます。仁川大学でも、エナジードリンクやサンドウィッチなどの配布、食堂の割引などのイベントがあり、私もこの期間に何度か参加してきました。ほとんどのイベントが数量限定で先着順のため、学生たちは事前に情報をチェックし、開始時間よりも早く会場に並んでいました。学生がしっかりと食事をとり、試験に集中できるようにと、大学や教職員、学生団体などが協力して開催しているそうです。
済州島や釜山では3月末頃満開を迎えましたが、仁川は韓国の中でも桜の開花が遅い地域で、大学付近では4月10日頃に満開になりました。友人が大学にチキンをデリバリーしてくれて、桜の木の下でピクニックを楽しみました。天気の良い休日には、友人と「松島セントラルパーク」という広大な公園に行きました。この公園では鹿やうさぎが飼育されており、リブボードも楽しめることから、家族連れに人気のスポットだそうです。この日は日中に訪れましたが、夜景も綺麗だと聞いたので、今度は夜に行ってみたいと思います。
国際空港があり海外との交流が盛んな仁川ですが、古くから中国との関わりが深く、多くの中華料理店や韓国で唯一のチャイナタウンがあります。仁川は韓国で愛されている「ジャージャー麺」発祥の地だそうです。ジャージャー麺は、仁川の開港とともに中国から伝わり、韓国風にアレンジされた料理です。今月は時間に余裕がなかったのですが、来月は祝日があるので、韓国語のクラスで親しくなった中国人の友人と一緒にチャイナタウンを観光したいと思います。



