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マレーシア留学-児島さん

マレーシア留学-児島さん

- 2024年07月27日 -

6月は課題に追われた月でした。履修している3つの授業全てでグループ課題と個人課題があり、非常に忙しく過ごしました。
その中でも、個人的に苦労したのがグループ課題です。期日までにレポート課題や発表原稿を完成させる必要があるのですが、人それぞれ進捗状況が違い、発表の導入や結論の部分を期日の前日もしくは当日にやっと完成させられるというパターンが非常に多かったです。ギリギリの状況で課題を終わらせるには、完璧を目指すよりも、柔軟性を持った完了主義を意識することが大切でした。履修している学生全員が同じモチベーションを持っているとは限りません。違うモチベーションを持っている人と限られた時間の中で全てを完璧に作り上げることは非効率的です。そのため、グループ課題を進めながら、社会にでて必要であろう、他の人と一緒に仕事をするときの協調性と柔軟な対応力を学ぶことが出来ました。また、課題の中で最も楽しみながら取り組むことができたのが、イスラム金融の個人発表の課題です。スライドを作りながら、イスラム金融のお金の動きを学ぶことができ、それが人々の実生活に影響していると考えると、非常に面白かったです。イスラム教の教えに従って会社と銀行のルールができ、それに基づいて投資や資産の運用が行われているという日本にいる限り興味を持つことのなかった内容なので、留学生活によって貴重な学びと新たな関心を持つ分野を発見できました。

今月最も驚いたことは、マレーシアには車検文化がないということです。どんなに故障しても古くなってもその車が走れる限り、維持をするということが一般的だと学びました。また、6月下旬にベトナムに行って現地の人からベトナムでは車にかかる税金が非常に高く、ほとんどの家庭が車を持つことができず、車を所有しているということは高収入である証拠だと聞きました。そして、ベトナムに数回行き英語についてマレーシアとの違いを個人的に発見しました。ベトナムで英語を話す人はマレーシアに比べると少ないですが、実際に英語を話すベトナム人の英語は文法に忠実で、かなり時制などが理解しやすい、日本人向けな英語かと思いました。一方、マレーシアでは英語話者はかなり多いですが、文法に忠実ではなく時制が分かりにくいなと思うことがあります。単語の引き出しが多く、伝えるということに焦点を置いているのかなと思いました。シンガポール英語(シングリッシュ)とほとんど同じで、語尾にla, yaをつけることが非常に多いです。マレーシアに来た当初は慣れなかったですが、今では、自分自身も文末に”ya”をつけるときもあります。もっと様々な国の英語を聞いて、学びたいと思いました。
写真はベトナムで撮ったものです。

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