いま福岡で話題の人気の女子大学|筑紫女学園大学
マレーシア留学-児島さん
マレーシア留学-児島さん
- 2024年08月28日 -
今月は期末試験と交換留学生の卒業式が行われました。期末試験は、どの教科も非常に難しく、苦戦しました。特に、Introduction to Data Analyticsという科目では、勉強した範囲の内容が出題されなかった悔しさが、高校時代の試験を思い出させ、懐かしい気分になりました。
また、卒業式の日は、参加費を払ったのに払ってないと言われ、入場ができないという学生が何人もいました。全ての運営から、会場の管理等を学生で行っているためトラブルは付きものです。参加者もそのリスクを考えた上で行動しなければなりません。例えば、参加費を払った時の現場の写真を撮る、参加費を払った時にその相手の連絡先を控えて払ったという証拠をメッセージに残してもらうなどです。マレーシアに来て以来、常にリスクを考えた上で、自分を守るための行動をするようになりました。この、自分の身は自分で守る、という行動は将来どの国に行っても必要なことだと思います。また、将来自分が何かの行事の主催者となったとき、この時の経験を活かし、事前に問題を防ぐための行動を心がけることができるだろうなと思いました。同時にこれらの経験から、私が日本という広い意味で安全且つ安心な国にいたことを実感しました。
7月の下旬から8月の上旬にかけて、何名かの交換留学生は帰国をしました。一年間、また半年を一緒に過ごした友人との別れは非常に辛かったです。マレーシアでは出会いと別れが非常に頻繁に起こるなと私は考えます。留学生同士の出会いと別れだけでなく、現地で出会った人もいつかはペナンを離れることを前提に住んでいる人が多かったです。そのため、その日その日の出会いを大切にし、今ある時間を楽しむという人が多いように感じました。次いつ会えるか分からない、と多くの人が口を揃えて言っていました。私は最初、その言葉の意味を深くは理解できなかったですが、留学生活が終わりに近づき、何人もの友人との別れを経験した今、やっとその言葉を深く理解し、共感することができました。マレーシアで学んだその日の出会いを大切にする考えは日本に帰っても常に忘れずに意識したいです。

