福岡の女子大学｜筑紫女学園大学

台湾留学-窪田さん

-　2025年12月12日　-

授業が始まって三か月が経ち、帰国まで残り一か月ほどとなりました。最近はだいぶ中国語も聞き取れて答えられるようになってきたと感じつつ、本当に自分が成長しているのか不安になることもあり、英語と中国語の勉強に必死の日々を送っています。この一か月は、台湾で人気の野球チーム・楽天モンキーズと、韓国の野球チーム kt wiz の試合を観戦しに桃園國際野球場へ行きました。この試合は、日本の楽天イーグルス・台湾楽天・韓国チームによる交流戦が三日間にわたり行われていたそうです。台湾楽天と韓国チームの試合はとても面白く、チアガールも可愛くて、海外で野球の試合を見るのが初めてだった私にとって貴重な体験になりました。また、大学の友人と台北へ行き、猫空ロープウェイや、台湾の指導者である蒋介石の像がある国立中正紀念堂などを訪れました。台湾の歴史はとても複雑で、日本が統治していた時代もあり、その影響から今の台湾には日本のお店やデパートが多く存在しています。そして、いま問題として取り上げられている「台湾有事」についても考えるきっかけになりました。もし本当に中国が台湾へ侵攻してきたら…と不安に思う一方で、今の台湾は親日で、実際に私が見ていても台湾の人たちは日本が大好きだと感じるので、なぜこの問題が注目されているのかも理解できました。その他にも、移民署へビザ延長の申請に行ったり、両親が台北に遊びに来たので案内したりと、今月はとても濃い一か月でした。台湾での思い出がどんどん深くなっていると感じます。生活にも慣れてきて、最近は注文するときも英語に頼らず、中国語で注文したり会話したりするよう意識しています。自分ではあまり成長していないと思っていたのですが、母に「すごく成長していてびっくりした」と言われ、少し自信がつきました。
英語と中国語を同時に学ぶのは本当に難しく、理解するのにも時間がかかります。残りの時間が少なく焦る気持ちもありますが、二つの言語を学べる環境がここにあるからこそ、自分のペースで踏ん張りながら、楽しんで学んでいきたいと思いました。